長谷川浩子さんの句集「白魚」を読んで出会った句です。
忘却とは忘れ去ることなり、というフレーズがありました。
忘れないと誓っても、時が経てば、忘れてしまうのが人間。
しかし自然は忘れません。すみれは、毎年春になると花を咲かせます。
すみれの花が咲き、忘れていたことを思いだします。
「忘れまいと思っていたのに・・・」
花が終われば、また忘れてしまいます。
作者は、そんな自分を許しているようです。
自然のままで良いんだ、と。
忘れていたことが、すみれの花に象徴されています。
冬一寸春来て二寸白魚かな
同じ作者の句。1941年、名古屋生まれの方です。(遅足)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyoko_cloud.gif)
応答の一日一句
秋燈火救急医療赤ランプ 孝
京に来てつげ櫛えらぶ秋燈下 亜子
忘却とは忘れ去ることなり、というフレーズがありました。
忘れないと誓っても、時が経てば、忘れてしまうのが人間。
しかし自然は忘れません。すみれは、毎年春になると花を咲かせます。
すみれの花が咲き、忘れていたことを思いだします。
「忘れまいと思っていたのに・・・」
花が終われば、また忘れてしまいます。
作者は、そんな自分を許しているようです。
自然のままで良いんだ、と。
忘れていたことが、すみれの花に象徴されています。
冬一寸春来て二寸白魚かな
同じ作者の句。1941年、名古屋生まれの方です。(遅足)
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