虎とんぼは、オニヤンマのこと。
立雄さんのふるさとでは虎とんぼと呼んでいたそうです。
溜池で卵を産んでいる様子を詠んだもの。
虎とんぼと言われると、虎が尻尾を垂れているようです。
私も短歌で詠んでみました。
尾にて打つシオカラトンボの水面へカダヤシの群れ集まりてくる
この歌を読んでくださった妻の友人がこんな便りを。
ある工業高校で授業中のこと。トンボが教室へ入ってきて大騒ぎに。
私は「窓を開けろ」と一言いったままで座って
生徒の興奮状態が静まるのを待っていました。
生徒の一人がノートを振り回して机の上に跳びのり
ひつこく叩き落とそうとしました。
その時、大きな声で生徒の一人が
「ヤメロ‼ お前でも彼女とやっている時、ひきさかれるのは
イヤだろう」。
それで騒ぎはおさまり、トンボも窓から出て行きました。
工業高校の生徒は貧しく、困難な条件の中で
健気に精一杯がんばっている子がほとんどで
以前から好きでしたが、なんだか増々好きになりました。
遅足
立雄さんのふるさとでは虎とんぼと呼んでいたそうです。
溜池で卵を産んでいる様子を詠んだもの。
虎とんぼと言われると、虎が尻尾を垂れているようです。
私も短歌で詠んでみました。
尾にて打つシオカラトンボの水面へカダヤシの群れ集まりてくる
この歌を読んでくださった妻の友人がこんな便りを。
ある工業高校で授業中のこと。トンボが教室へ入ってきて大騒ぎに。
私は「窓を開けろ」と一言いったままで座って
生徒の興奮状態が静まるのを待っていました。
生徒の一人がノートを振り回して机の上に跳びのり
ひつこく叩き落とそうとしました。
その時、大きな声で生徒の一人が
「ヤメロ‼ お前でも彼女とやっている時、ひきさかれるのは
イヤだろう」。
それで騒ぎはおさまり、トンボも窓から出て行きました。
工業高校の生徒は貧しく、困難な条件の中で
健気に精一杯がんばっている子がほとんどで
以前から好きでしたが、なんだか増々好きになりました。
遅足