すんなりと暮らしの一コマを切り取りできあがりました。
やたらに物は多いが、いざ必要となるとなかなか出てこない我が家事情。
ジャングル化した庭の草とりに重い腰をあげたとたん、待ってましたとやぶ蚊の大群が襲い掛かります。
そんなときに限って殺虫スプレーは空ばかりなのです。(空き缶捨てよう)
確かあったはず・・とようやく探しあてた鳥さんマークのアナログ蚊取り線香!ラッキー!!
解説いらなかったですね。
いただいたコメントです。
結宇さん: これは、実景ですね。本当に、つい忘れてて、いざその時に思い出す。少なくはなったけど、一匹だけ、寝るとともに出てくる。
紅さん: クスッと笑いを誘います。
ありがとうございます。笑っていただければ本望です。
滑稽さは真面目な人の暮らしに愛すべきユーモアとなって現れます。
お疲れ気味のこの時期、日々のあるあるを句にしてくすっと笑い、活力を得るのもいいですね。
ユーモア句をふたつご紹介します。文豪・夏目漱石の作です。
叩かれて昼の蚊を吐く木魚かな
お坊さんの叩く木魚のおおきく開きっぱなしになっている口から、ひょろひょろと一匹の蚊が飛んでいきます。厳かな中になんとも間のぬけた情景が浮かびます。
仏壇に尻を向けたる団扇かな
仏壇に背をむけるのは失礼なことでしょうが、おしゃべりに花咲くにぎやかさが伝わります。ご先祖さまも許してくださるでしょう。
お盆です。
コロナ禍でなかなか集まることの叶わない状況ですが
日本の風物詩と、気兼ねなくふれあえる日常が早く戻りますように。郁子