575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

今日は俳句の日    遅足

2017年08月19日 | Weblog
8月19日は「俳句(ハイク)の日」だそうです。
恥ずかしながら、まったく知りませんでした。
1992年に俳人の坪内稔典さんらが提唱して決まったとか。

「俳句」という言葉は意外に遅く、明治時代から。
発案者は正岡子規。「俳諧の発句」を縮めたものだそうです。
発句だけでは独立した文芸とは認められていなかったようです。

俳句番組「プレバト」で活躍中の夏井いつきさん。
毎日新聞のインタビューで、17文字の魅力をこう述べています。

 俳句で自分の中のもやもやしているものをはき出したら、
 心が休まったり、すっきりしたりします。
 上手下手は関係なく、ひとまず、はき出す手立てを手にすることができます。
 できた俳句を句会で出す。句会では、名前を伏せてお互いに選び合います。
 名前が分かると名前で判断してしまう。名前がないと作品だけで判断します。
 作品だけで自分の句を選んでくれ、他人が認めてくれると、
 自分を肯定できるようになります。
 俳句をやり出すと、客観的に物事をみることができ、自己肯定しやすくなります。
 ほめられることって普段、あんまりないでしょう。
 「プレバト!!」でもほめられるという快感を手に入れるから、
 熱心にやれるのではないでしょうか。
 それが俳句という、世界でもっとも短い文学の持つ力かなと思います。

               

久しぶりのお日さまです。まだ梅雨が続いているような気分です。


 
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