575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

出会い

2006年08月17日 | Weblog
先日、初めて八ヶ岳に行きました。日差しは強くても木陰に入ると
爽やかで心地よかったです。

写真は柳生博さんが経営されている八ヶ岳倶楽部のギャラリーです。
屋根の上に草を植えた「草屋根」になっていました。

さて、帰り道に「平山郁夫シルクロード美術館」の標識に導かれて
訪れると、
甲斐小泉駅前におととしオープンしたばかりの素敵な美術館がありました。

中に入るとインドの古城の作品の両サイドに
壁面いっぱいに広がる大作二点。「砂漠行くキャラバン」の夜の風景「月」と
朝日の砂漠を行く「太陽」。前者は青を基調とし、後者はオレンジ。
まるで自分が砂漠の中にあるような不思議な感覚に襲われ、しばらく動けずに
いました。

旅先で出会った絵画に心を動かされ、癒された気持ちで帰って来ました。
平山さんが一目ぼれしたというガンダーラの菩薩像も彫りが深い顔立ちで
異国情緒漂う石仏でしたよ。

八ヶ岳周辺は日本文化の源である縄文文化の中心地であり、絹の往来する道であったとのこと。
日本のシルクロードだったわけですね。皆さんも八ヶ岳にお出かけの際は
ぜひのぞいて見て下さいね。麗


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2 コメント

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仏像はハンサム (遅足)
2006-08-17 09:19:31


先日、面白い美術館に行ってきました。

MIHOミュージアムといって、ある宗教団体のものですが、

滋賀県の山の中にあります。

駐車場から電気自動車で美術館まで

行くようになっています。

収蔵品は普通ですが、建物と敷地が一見の価値ありです。



収蔵品に仏像があり、お鼻が欠けているんですが、

とてもハンサムでした。



 御仏の鼻に翳あり合歓の花



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また縄文のビーナスに会いたいな ()
2006-08-17 13:51:11
 僕にとって八ヶ岳といえば、縄文の古里といつた印象が強いですね。十数年前に茅野市の「尖石(とがりいし)縄文遺跡を訪ねた時、八ヶ岳山麓の林の中に広がる遺跡の跡と発掘されたたくましい土器、精巧な黒曜石の石器類、そしてなにより「縄文のビーナス」と仮面の女神」に圧倒されました。その後、国特別史跡に指定され整備が進んで素晴らしい公園になっています。八ヶ岳方面に旅するとどうしても尖石に寄りたくなります。秋の八ヶ岳も素敵なので、またビーナスに会いにいこうかな。
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