575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

心太と寒天          愚足

2008年11月23日 | Weblog
 冷蔵庫の整理を頼まれた、奥の方から心太のパック入りが転がり落ちてきた。
 この夏ダイエット用に買い込んだものである。心太は嫌いではないが一日三度は辟易となりかなりの数残っていたのだ。
 ついでに心太で一句を作ろうとしていた事も思い出した。

 冷蔵庫の掃除は一休みして歳時記をめくってみると寒天の事も載っていた。
 海草の天草を煮固めたのが心太これを冷凍乾燥させたのが寒天。
 そして心太は奈良時代にはすでに食べられていたが、寒天は江戸時代京都の旅館の主人が冬に心太を屋外に出しっぱなしにしていて偶然発見し全国に広まったとも書いてある。季語としては寒天作りが冬の季語、心太は夏の季語となっている。

 さあ、残った心太どうする。賞味期限は二月まで。

   寒天をにらんですする心太    ぐ

★写真?はトコロテンを召し上がる光明皇后
 
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