575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

初句会ちかづく  遅足

2018年01月10日 | Weblog
2018年最初の句会。題詠は「初」です。
初詣、初夢、初稽古など「初」のつく季語は沢山あります。
もちろん「最初」などのように季語でなてもOKです。

最近読んだ「天の川銀河発電所」という本。
1968年以降に生まれた俳人たちのアンソロジー。
1983年生まれの句の西村麒麟さんの句がこちら。

  初湯から大きくなって戻りけり   西村麒麟

一番気に入った俳人は津川絵里子さん。
代表句は、

  見えさうな金木犀の香なりけり  津川絵里子

外山一機さんのこんな句も。

  松茸も松田家もゐて日本かな   外山一機

言葉遊びのオモシロサです。

コメント (1)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 茶の花や母お出かけの薄化粧... | トップ | 初硯  麗 »
最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
俳句に ()
2018-01-10 09:09:53
俳句に名字が入るっていいですね!
初句会、楽しみですね。
返信する

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事