575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

12月句会の最終結果です。

2008年12月17日 | Weblog
今年最期の句会。出席6人。
立雄さんが目の病気で、当分、投句のみとのことです。
ご自愛下さい。

立雄さんから選句を送っていただきました。
最終結果です。(遅足)


1 骨の粒さらさら落ちて年の暮(能登)
2 効率と合理化の果て年暮るる(郁子)麗子・狗子・立雄
3 年の瀬の架線に並ぶ烏かな(朱露)鳥野・安井・童子・遅足・晴代・郁子
4 ままならぬこと持ち越して年の暮れ(麗子)能登・愚山・静荷・遅足・狗子
5 世も人も乱れしままに年暮るる(立雄)亜子
6 シャッターの下ろされしまま年暮るる(亜子)静荷・鳥野・愚足・晴代  
7 大年の波におぼるる帽子に眼(遅足)能登・朱露・安井・愚足・亜子・狗子  
8 灯はありや、なし百年の大寒波(愚足)静荷・安井・麗子・郁子・亜子
9 料亭の赤い絨毯年忘れ(狗子)童子・遅足
10 年年のゆく年玉を敷くごとく(晴代)
11 亡き母の心に添ひて年用意(静荷)愚山・鳥野・愚足・晴代・麗子・郁子・立雄  
12 年暮るる生とは何か再考す(愚山)立雄  
13 山茶花がパラリ落ちたり一人酒(立雄)能登・愚山・朱露  
14 かきさくら紅葉かつ散る嵯峨野かな(亜子)
15 庭の木のもぎたて柿の見舞品(愚山)

次回は1月21日(水)午後6時 安田屋
題詠は「寒椿」です。


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12月句会の投句が揃いました。  遅足

2008年12月17日 | Weblog
今回は「年」の一句。
その他、2句作りたいという方もあって、
句が少し多くなっています。
(なお選句は3句です。)

では力作をご覧下さい。

1 骨の粒さらさら落ちて年の暮
2 効率と合理化の果て年暮るる
3 年の瀬の架線に並ぶ烏かな
4 ままならぬこと持ち越して年の暮れ
5 世も人も乱れしままに年暮るる  
6 シャッターの下ろされしまま年暮るる  
7 大年の波におぼるる帽子に眼  
8 灯はありや、なし百年の大寒波
9 料亭の赤い絨毯年忘れ
10 年年のゆく年玉を敷くごとく
11 亡き母の心に添ひし年用意  
12 年暮るる生とは何か再考す  
13 山茶花がパラリ落ちたり一人酒  
14 かきさくら紅葉かつ散る嵯峨野かな
15 庭の木のもぎたて柿の見舞品


 
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動いているのはお陽さまだよ   鳥野

2008年12月16日 | Weblog
日が短くなりました。そのはず、店頭には柚や南瓜が並べられ、もすぐ冬至です。

地球の公転面に対いして、地軸が傾いているという摂理のおかげで、四季が生じました。
その恩恵を劇的なまでに受けているのが日本。感性の根っこになっていると思います。

さて、もうぼつぼつ太陽の沈む時刻。明日の朝はまたゆっくりとお出ましです。

そうです。お日様は間違いなく、間断なく、動いています。
子どものころから、ずーっとずーっと今も、そう信じていました。

  ・ 冬の陽が砂箱の端まで届いたね 猫もわたしも天動説が好き

                           鳥野

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俳句の力        愚足

2008年12月15日 | Weblog
・・・多くの収容所と同じくシベリアでも、わずか一塊の黒パンを食べたいが故に罪もない仲間を売ったり、一刻も早く帰還したいがために仲間を告発したりと、同じ日本人とは思えない仕業が繰り広げられていた。
そんな殺伐とした収容所の中で山本幡男という人物が俳句の会を開いた。
 無断の集会や紙への記録はご法度の収容所であるが故に、地面に木の枝で俳句を書いて楽しむという方法で一人二人と同好の士を集めていく。
 ダモイ(帰還)、という希望の言葉を胸に抑留者は理不尽な重労働、栄養失調に耐えていたが、その苦しい生活の中での俳句は生きる喜びを収容者に与えていった。
 その俳句の会を主催していた山本幡男が帰還を目前に病に倒れ、日本で帰りを待つ家族にあてた遺書を仲間が届けたのである。紙に書いたものは全てソ連側に没収されるので、山本幡男の仲間たちは手分けして遺書を暗記し、頭に叩き込んで帰国したのである。過酷な条件下でも人は人として生きることができることを山本幡男は証明したのである・・・

★という佐々木昇氏の書評に惹かれて、辺見じゅんの「収容所から来た遺書」を読みました。久しぶりに感動すると共に俳句の座としての力を知らされました。
 文中収められた句を紹介します。

  地に書いてうなづき合ふや日向ぼこ 山本
  千人に綿衣わたして逝かれけり   栗仙 (被服係だった仲間の死に)
  寒月は満つれど風の哭く夜かな   山本 (同上         )
  不幸なる児となり果てぬもがり笛  湘江 (日本から妻の死を知らされ)
  小さきを子供と思ふ軒氷柱     
  大寒を行とし日々を逆らはず    栗仙
  生くことは悦びといふ木の芽見る  虻郎
  春寒や草にがって鳴る紙片     秋径
  亡き母の齢となりぬあかぎれて   湘江
  
シベリアにはシベリアの歳時記がありました。
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斬る美学斬られる覚悟影冴える   朱露

2008年12月14日 | Weblog

    斬る覚悟斬られる美学の方がいいのか。
    冴えるのは月がいいのか影がいいのか。
    藤沢周平と隆慶一郎の読み過ぎである。
    お二人の十年前の本をまた読んでいる。 

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義士の日    遅足

2008年12月14日 | Weblog
旧暦12月14日は赤穂浪士討入りに日。
昔、朱露さんに吉良上野之介に扮していただき
番組を制作したことがある。

地元では吉良さんは名君。
浅野のトノサマは癇癪持ちだったらしい。

俳句で義士祭というと、4月に江戸・泉岳寺で行われる
赤穂義士の祭。春の季語。

やっぱり義士の日は冬じゃないと、気分が出ないですよね。
映画では、討入りの前に蕎麦屋に集合。
現代なら?

 義士たちもコンビニ弁当買ってくる 遅

   

17日は今年最期の句会です。
題詠「年」一句です。

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風花や名古屋の屋根の下に住み  朱露

2008年12月13日 | Weblog

    三浦三崎で生まれ横須賀で育ち真鶴へ。
    東京の女と名古屋で暮らし豊橋で定住。
    名古屋の民放でしゃべって糊口を凌ぐ。
    「パリの屋根の下に住みて」をパクる。

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ガマズミ       草女

2008年12月12日 | Weblog
12月の初め、小幡緑地に行ってきた。今年はどこも紅葉がうつくしい。小幡緑地でも紅葉ばかりでなく木々の実がうつくしい。その中で人目を引いたのがガマズミの実。1個1個は5,6mm球形で、それらが集まって赤く熟している。仲間の1人が食べてみて「爽やかな味!」
 ガマズミという名前の由来の定説はないが、「ズミ」は酸実からきていてかなり酸い。中部地方にはミヤマガマズミやコバノガマズミもあるが、どれも酸い。これらの実を焼酎に漬けると実に綺麗な赤い色の果実酒になる。

ガマズミはスイカズラ科ガマズミ属の落葉低木で北海道から九州まで自生している。マタギは山でガマズミの実を見つけると幸運を喜んだという。この実を食べれば、また1日歩き回れるからだ。疲労回復の効果があるそうだ。同じスイカズラ科にカンボクやハクウンボクがあり、ガマズミに似た実をつけるが、これらは有毒なので要注意。
春、海上の森で1番に咲くのはミヤマガマズミ、次にコバノガマズミ、そして5月にガマズミが締めくくる。どれも純白でうつくしい。美しいはず、オオデマリの仲間だもの。
 ここに一つ大きな疑問が残る。この花も実も美しい有益なガマズミが庭樹にされなかったのはなぜかである。

  がまずみの実には疎開の思ひ出も    桑田青虎
  がまずみの紅深みゆく日を重ね     井出あや子
  がまずみの実に吸い込まれゆく夕日   長山あや
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窓を開ける   麗

2008年12月11日 | Weblog
先日、大学時代の友人と久しぶりに会いました。
その友とは一昨年から京都、奈良のお寺をまわっています。
お寺そのものよりそこに身をおいてたわいもない話をするのが何よりの
楽しみです。

この間は好きな言葉というテーマで盛り上がりました。
私はなぜか「窓を開ける」という言葉が好きだと言ったら
彼女は「橋を渡る」という言葉が気になると。。。

私にはいつも窓を開けて何かに触れたい、外の風を入れたいという気持ちがあるのです。
彼女には橋の向こうへ行ってみたい、違う景色を見てみたいという憧れがあるのでしょう。
皆さんはどんな言葉が気持ちを高めてくれますか?
おっとその前に窓掃除をしなければいけませんね。

   年の瀬に全ての窓を開け放つ  麗



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俳句教室最終講義   遅足

2008年12月10日 | Weblog
荻原俳句教室は、先週が最終講義でした。
宿題のひとつが「冬の夜」

ある方の一句

  コーヒーの豆挽く香り冬の夜

ご本人も形は出来ているのですが・・・と、
今一つといった表情でした。

先生は

  コーヒーの豆挽く音や冬の夜

としたらと提案。
その理由を次のように説明されました。

 コーヒーの豆挽いている、冬の夜。
 冬の夜を入れ替えてみると・・・
 秋の夜でも良いのでは?という感じがすること。

 また豆を挽くといえば、読者は香りを連想してくれる。
 香りはなくても良いのでは。
 その代わりに、音、とすると、冬の夜、がピッタリと生きてくる。

そして、

 推敲する場合、一つ一つの言葉から連想されるものは何か?
 重なっているものはないか?
 を考える。
 それを考えるために言葉を削ってみる。
 
というお話しでした。

    

もうひとつの宿題は落葉
わたしの句

  風連れて落葉の中を通りけり

この類想句をどうしたら良いのか?
先生の解答は

 第一のチェックポイントは「の中を」という表現
 丁寧に言い過ぎている。
 第二は風・落葉・私、と登場人物が多すぎること。
 とくに私が風を連れていくと、私が神のような存在になって、
 かっこよくなってしまう。
 これは避けるほうが良い。
 風連れて、は、よくある表現なので、
 そちらに行かないほうが良い、とのことでした。
 連れていくなら「落葉」を。

  風の中落葉を連れて通りけり

 さあ、これから、どうしようかな?







 
 

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人参、大根やーい   鳥野

2008年12月09日 | Weblog
しんぶん赤旗の潮流欄で、「味の箱舟」という言葉に出会い、改めてその新鮮な語感に惹かれました。
味の箱舟とは、国際スローフード協会のプロジェクト。
この協会は食を通じて、豊かな未来を創造することを目的とし、参加はすでに50カ国。国際会議も開かれています。

味の箱舟に乗ることができるのは、消滅が心配な食ベ物たち。かなり厳しい認定条件が設けられています。
その第一が「おいしいこと」というのは、うれしい。

日本は現在のところ、木曽の赤かぶ、八列とうもろこし、余目ねぎ、水掛け菜、短角牛など、20品目が選ばれています。

ふと思い出したのは、天白一帯の「八事五寸にんじん」、そして御器所の「東畑大根」。
人参は甘く、煮くずれしない逸品。大根は御器所の刺身といわれるほど美味で漬物は全国に知られていました。
八事にも御器所にも、畠の復活などは、夢の話にもならないけれど、伝統野菜の味よ、もう一度です。

  ・ 母の抜きし大根の穴に雪降りぬ雪よりほかに埋むるものなし  青井史

☆写真は尾張名所絵図の御器所の沢庵漬けより  


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ピョンヤンのテレビの声に思い出づ戦争中の大本営発表   愚足

2008年12月08日 | Weblog
★八王寺だよりというブログがあります。とても素敵なブログです。タイトルの短歌に惹かれて読んだ文章は成程と思いました。紹介します。

 12月8日は開戦記念日です。・・・戦争はどんなにひどいものであるかを知ってほしいと思っています。(の書き出しで)
 たとえば音楽の授業では、先生がぜんまい仕掛けの蓄音機でレコードを聴かせます。音楽ではありません。アメリカの飛行機の爆音です。B17爆撃機やロッキード戦闘機の爆音などを聞かせてから、今度は順序を入れ替えて爆音を聞かせ、その飛行機の名前を当てさせるのです。しかし実際にアメリカの飛行機が飛んできて、機銃掃射で撃たれたり、爆弾を落とすようになったら、飛行機の名前が分かっても何の助けにもなりませんでした。                        修身の時間になると、先生が「お前は何になるつもりだ」と一人一人に聞きます。ほとんどの生徒が「陸軍大将になります」とか「海軍」「戦闘機に乗ります」などと答えます。今の子供たちのように「野球選手」「サッカー選手」などと答えることはできません。さらには「アメリカ軍が上陸してきたらどうする?」と聞きます。生徒たちは「竹槍でアメリカ兵を殺し、自分が危なくなったら腹を刺して自決します」と答えると先生は満足そうでした。

 ラジオのニュースは、日本軍が各地で勝利したというニュースばかりでした。それを勇ましい口調で放送するのです。戦争が終わって、ニュースは嘘だったことを知らされたのです。今、私たちは北朝鮮のピョンヤンテレビが勇ましい口調でニュースを放送するのを見て、笑っていますが、62年前まで日本のラジオもあれと同じことをやっていたのです。笑っていられない怖さを感じます。


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十二月若者たちが立ち尽くす    朱露

2008年12月07日 | Weblog

        期間工解雇という音の響きの無惨。
        カ行一点張りの冷たく鋭い音たち。
        日本と若者たちは何処へ行くのだ。
        カ行なんかない国へ行こうみんな。

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開戦日記念俳句       愚足

2008年12月07日 | Weblog
★「記念日俳句」というHPがあります。    

     http://www7.ocn.ne.jp/~haisato/kinenbi-home.htm

 日本記念日協会と里俳句会が共催で立ち上げているHPです。365日記念日の無い日は無いのですが、その記念日に合わせたお題で俳句の応募を募り載せています。応募の作品はそれぞれ個性的な秀句揃いです。そして、選者が鋭くも温かい講評を載せていて楽しいHPです。
 今回はその中から、十二月八日の終戦記念日の句会の様子を紹介させていただきます。
*****************************  

   12.8:太平洋戦争開戦記念日    寒蝉選
                 Date: 2005年12月08日 (木)

【天】  
太平洋戦争開戦記念日梵鐘の流離譚          青榧
【地】  
文箱冠水す太平洋戦争開戦記念日           中村安伸
【人】  
太平洋戦争開戦記念日 謝らぬ子を押し入れに    ほにゃらか
【佳作】 
太平洋戦争開戦記念日滅法からす鳴き         紅椿
消しゴムで消えぬペン文字太平洋戦争開戦記念日  きみえ
太平洋戦争開戦記念日馬鹿と云ふ字の難しき     百花
パールのピアス太平洋戦争開戦記念日         まなぶ 
幾万の母へ太平洋戦争開戦記念日            園を
太平洋戦争開戦記念日日米対抗餃子早喰競争    流鬢力
彼の名もジョンといった太平洋開戦記念日        雪うさぎ
【選評】
 天の句は戦争を真正面から批判するのでなく、梵鐘たちの流離譚を思い起こさせることによって却って反省を促す効果がある。梵鐘や銅像は供出されて軍艦や飛行機になり、例えば大和のように轟沈し海の藻屑となったり、例えば長門のように武装解除された後水爆実験で沈められたり・・・。
 地の句のシュールな光景もまた先の戦争への痛烈な批判となっている。文箱は日本の伝統的な文化を象徴すると見た。それが冠水するとは勿論軍艦の沈没するイメージを重ねながらアメリカ文化に染まって失われていく日本の文化の状況を言っているとも取れる。いやそのような戦後の状況と取らなくても戦争が起こることによって文化の被る軍部からの圧迫(例えば新興俳句の弾圧など)を指しているのかもしれない。実に深い句だ。
 人の句は誰にも覚えのある幼い頃叱られた思い出に戦争で負けたわが国の状態を喩えている。押入れに押し込めようとしているのはアメリカとも取れるし「謝らぬ子を」という表現からは中国とも。いずれにせよ先の戦争は子供が親に反抗するような無謀なものだったとの見方。
 佳作。「滅法」からすが鳴くとは不吉な、つまりは戦争を忌避する姿勢。「消しゴム」は拭い去りたい愚かな戦争の記憶、でも消えはしないし忘れてはならない。「馬鹿と」云う字は別に難しくもない、しかし馬鹿には自分が見えないから難しいだろうなあと、先の戦争を引き起こした馬鹿な人達への批判。「パールのピアス」は勿論真珠湾のイメージ、戦争と平和。「幾万の母へ」は流石に女性らしい思い、戦争で辛い目をするのは戦う男達ばかりではない。「日米対抗」のあほらしさ、でも戦争はもっとあほらしいのだとの穏やかな批判、このくらいの対抗戦なら人も死なず金もかからぬのに。「彼の名も」は戦争で殺されたり殺したりした何千ものジョンと、後に歌を通して戦争を批判する活動を続け凶弾に倒れたジョン・レノンという同じ名の男との対比。選外だが「太平洋戦争開戦記念日トラ三匹放つ(淡々)」の駄洒落の馬鹿馬鹿しさ。

【選者詠】
  太平洋戦争開戦記念日草鞋のやうなステーキ食ふ  寒蝉

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冬ざれや「時事放談」を哀しめり   朱露

2008年12月06日 | Weblog

    東京放送先月末早朝のテレビ番組。
    麻生の言動や識字力が主題になる。
    野中・寂聴両氏が真実嘆き悲しむ。
    一体この珍現象は誰の責任なんだ。

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