日本男道記

ある日本男子の生き様

京都二十四節気 その十 夏至

2011年07月15日 | 京都二十四節気
京都二十四節気 その十 夏至
一年中で一番昼が長く 夜が短い日 新暦六月二十一日~七月六日(頃)
短夜(夏至の自然)

秋の「夜長」に対し、短く明けやすい夏の夜は「短夜」と呼ばれ、昔、人々はそのはかなさを尊びました。電気が照明器具として使用される以前、夜は暗く恐ろしいものでしたが、一方では、男女の逢瀬の大切なひとときでもありました。短い分、夜がいとおしく思えたにちがいありません。平安時代の女流作家・清少納言も、「夏は夜。月のころはさらなり、闇もなほ、蛍おほく飛びちがひたる」(『枕草子』)と記し、夏の最も素晴らしい時間帯を夜と言って讃えています。明るい昼も、暗い夜も、一瞬一瞬がかけがえのない時間だったのかもしれません。
水無月(夏至の暮らし)

一年のちょうど折り返しにあたる6月30日、京都では、半年の罪や穢れを祓い、残り半年の無病息災を祈願する「夏越祓(なごしのはらえ)」が行われます。昔から、この日には「水無月」という和菓子が食べられてきました。半透明の白い外郎生地に邪気を祓う小豆をのせた、三角形の餅菓子です。昔、氷は貴重品で、貴族の食べ物とされ、庶民は氷をかたどった菓子を食して暑気払いを行いました。これが水無月のはじまりで、京都独自の習慣といわれます。モノがなくても足るを知り、質素に暮らす――その心もまた、穢れを祓っていたのかもしれません。

コンセプト
四季のある国、日本。
桜が咲くこと、雨が降ること、紅葉が散ること、そして雪が降ること。
日本人は、その美しい自然の変化を、つい百年前まで、二十四の季節に分け見つめてきました。
私たち日本人が使ってきた旧暦の中では二十四の季節に沿った年中行事や風習と共に、風雅な暮らしを楽しむ工夫や知恵がありました。
それと同時に、永遠にめぐる四季の中で移ろい変わっていくものと、その変化の裏にある不変のものを感じとってきたのです。
新しいものがあふれていく現代社会のなかで古くから日本にある伝統を見つめなおすことそれは、移ろう季節のなかから不変のものをみつけだすことと似ています。
ますます季節感が失われていくなかで、二十四節気の暦をつうじて自然の変化を敏感に感じとれる繊細な感性と伝統の素晴らしさとそれとともにある大切な文化を伝えていきたいと思います。
その四季折々の美しさに触れるとき、自然のなかから生まれてくるこの国の美しさを改めて見つめ、「美」と「伝統」にめぐり逢える誇りとよろこびを共にしていきたいと思います。

Daily Vocabulary(2011/07/15)

2011年07月15日 | Daily Vocabulary
11426.Chopin(ショパン)
Everybodt else in my class did a presentation on Brrthoven, Tchaikovsky or Chopin.
11427.oddball(変わり者、はみ出し者)
I was the oddball.
11428.be embarrassed(恥ずかしく思う、困惑する)
The teacher was embarrassed and surprised.
11429.be disheartend(がっかりする、失望する)
I was quite disheartend.
11430.suffer setback(挫折する、妨げられる)
My creativity difinitely suffered setback.
今日の英語ニュースを聞こう!NHK WORLD Daily News

西国三十三ヶ所 第十八番紫雲山六角堂頂法寺/京都市中京区(2010/12/06)


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