ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

コナスビ~これも実から由来する名前

2018-05-23 21:40:41 | 草木花
山野草に興味をもつようになってから、その名前を知りたいと思うようになった。
そして、その名前の由来を知ると、面白いなと思うことも多い。

私が春に咲く山野草で好きな花の一つが、イワナシ。

結構毎年のように、ここに書いている。
「イワ」が付く名をもつものは、岩の上ではなく斜面に見かけることが多いというが、確かにイワナシやイワカガミは斜面に多く見つかる。

そして、「ナシ」は花が咲いた後の実が、ナシ(梨)の実に似ているから。

先月は可愛い花だったが、先日はこのように実がなっていた。
これは、以前にも書いたことがあった。

先日、散策していたら、少し湿り気の多い所でよく見かけるのだが、コナスビの花を見つけた。

花は、ナスには似ていない。
コナスビの名前は、花を咲かせた後小さな丸い実をつけるのだが、それがナスの実に似ているからコナスビと言うのが由来だという。
残念ながら、コナスビに関しては実を見たことがない。
しかし、実が似ているからその名前が付いたという点では、イワナシと同じだな、と思う。
そういえば、オオイヌノフグリの名前の由来も、その実から来ていたのだった。

コナスビは、花びらが5枚あるように見えて、実はすべてつながっている合弁花なのだそうだ。
完全に開いていると、確かに星の形のようにも見える。
これまた可愛い花である。
コメント
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