袴腰山は、標高526m。
そんなに高い山ではないはずだが、ここへ来るまで上りだけでなく下りも織り交ぜての道だったので、そのアップダウンがきつかった。
山頂は、見晴らしがいい訳ではなかったが、ずっと見えていた粟が岳が少し後方に、

守門岳もだいぶ遠方になったような気がした。

ここには、鐘が下がっていた。

大きく鳴らしたいところだったが、すぐそばに休んでいる人がいて、じろりとにらまれたので鳴らすのをやめた。(何もこんなすぐそばで寝ていなくてもいいのに…。)
見晴らしは今いちだったが、ヤマツツジが満開に咲いていた。

もちろん、ヒメサユリも少し咲いていた。

さて下りようかと登山路を探ると、ここからまた急な下り。

ジャスト500mのところには、こんな標示もあったよ。

下り、下り、下りが続く中、この道には意味は分からなくとも様々なものが。
「藤景悟りの石」「とどめの坂」「五葉の丘」「見越しの松」「袴腰銀座」「憩いの松」「心臓破り」…。


30分間にこんなに多くのポイント標示に出会った。
そして、その途中には反対側の山の向うに、うっすらと弥彦山

や角田山が見えた。
あいにく黄砂の影響でくっきりは見えなかったが。
下り始めてから40分余り、高城城址にたどり着いた。

ここは、標高370mで、ここのいわれは下の通り。

いざという時の避難小屋もちゃんとあった。

少しだけ休んで、また下る。
近くには、空堀の跡もあった。

「終りの坂」の次は「眺めの松」なのだが、枯れてきているのが気になった。

「牛窪の城址(城跡)」というのもあった。

高城から登り口までは「ヒメサユリの小径」と名付けられている。
「たら沢のへつり」「見晴らしの尾根」「中の眺め」「上りの松」「はじめの眺め」「一の坂」…。
こうして下りてくると、さすがヒメサユリの小径、次第にヒメサユリの数が多くなってきた。
そして、一の坂に至ったときには、下り始めてから1時間半がたっていた。

道の両側にヒメサユリがあちらこちらに咲いていた。

色の濃いもの、

白いもの、

中がほんのりピンクできれいなものなど、様々なヒメサユリが咲いていて、さすが群生地であった。
15時20分頃、登り口に到着。
山頂からの下りにも2時間近くかかったことになる。
登山ルートの終了だ。
…だが、われわれ夫婦の歩きは、ここで終わりではなかったのだ。
この登り口から、われわれが山に入った八木ヶ鼻登山口まで戻らなくてはいけない。
その距離が、3.5kmもあるのだ。
今度は平地だから歩きにくくはないが、今まで4時間半も歩いたのだから、久々にたくさん歩く私たちにはちょっと厳しいなと思った。
昼下がりとはいえ、陽射しもあったし、汗びっしょりになってもいた。

それでも、私たちは、歩きながら周辺に花を探しながら歩くことを楽しむのだった。

ホオの木の花、キツネノボタン、ダイコンソウ、アザミ、ヒメシャガ、オオハナウド…。

そして、前方の八木ヶ鼻に少しずつ近づいていくのであった。

そして、八木神社の鳥居の前を通って、16時05分頃、車が止めてある八木ヶ鼻登山口に到着した。

いやあ、疲れた。
1万6千歩以上歩いた。
1万6千歩なんて、日頃走っていると、それなりに楽に走れる距離なのだ。
だが、今回の1万6千歩はきつかった。
アップダウンのそれは、平地のそれと全然違う。
ダメージが膝やかかとに出てきていた。
わずか500mと少しの山ではあったが、そこを登るのにかけた時間と体力は元気でなくては味わえないものだ。
十分、「楽しかった!」と言える。
ヒメサユリを中心に花から元気をもらって山を登り山頂に立ったり、平地では味わえない花見をしたりすることができた。
事情が許せば、ぜひまたどこかの山登りに挑戦したいものだ。
そんなに高い山ではないはずだが、ここへ来るまで上りだけでなく下りも織り交ぜての道だったので、そのアップダウンがきつかった。
山頂は、見晴らしがいい訳ではなかったが、ずっと見えていた粟が岳が少し後方に、

守門岳もだいぶ遠方になったような気がした。

ここには、鐘が下がっていた。

大きく鳴らしたいところだったが、すぐそばに休んでいる人がいて、じろりとにらまれたので鳴らすのをやめた。(何もこんなすぐそばで寝ていなくてもいいのに…。)
見晴らしは今いちだったが、ヤマツツジが満開に咲いていた。

もちろん、ヒメサユリも少し咲いていた。

さて下りようかと登山路を探ると、ここからまた急な下り。

ジャスト500mのところには、こんな標示もあったよ。

下り、下り、下りが続く中、この道には意味は分からなくとも様々なものが。
「藤景悟りの石」「とどめの坂」「五葉の丘」「見越しの松」「袴腰銀座」「憩いの松」「心臓破り」…。


30分間にこんなに多くのポイント標示に出会った。
そして、その途中には反対側の山の向うに、うっすらと弥彦山

や角田山が見えた。
あいにく黄砂の影響でくっきりは見えなかったが。
下り始めてから40分余り、高城城址にたどり着いた。

ここは、標高370mで、ここのいわれは下の通り。

いざという時の避難小屋もちゃんとあった。

少しだけ休んで、また下る。
近くには、空堀の跡もあった。

「終りの坂」の次は「眺めの松」なのだが、枯れてきているのが気になった。

「牛窪の城址(城跡)」というのもあった。

高城から登り口までは「ヒメサユリの小径」と名付けられている。
「たら沢のへつり」「見晴らしの尾根」「中の眺め」「上りの松」「はじめの眺め」「一の坂」…。
こうして下りてくると、さすがヒメサユリの小径、次第にヒメサユリの数が多くなってきた。
そして、一の坂に至ったときには、下り始めてから1時間半がたっていた。

道の両側にヒメサユリがあちらこちらに咲いていた。

色の濃いもの、

白いもの、

中がほんのりピンクできれいなものなど、様々なヒメサユリが咲いていて、さすが群生地であった。
15時20分頃、登り口に到着。
山頂からの下りにも2時間近くかかったことになる。
登山ルートの終了だ。
…だが、われわれ夫婦の歩きは、ここで終わりではなかったのだ。
この登り口から、われわれが山に入った八木ヶ鼻登山口まで戻らなくてはいけない。
その距離が、3.5kmもあるのだ。
今度は平地だから歩きにくくはないが、今まで4時間半も歩いたのだから、久々にたくさん歩く私たちにはちょっと厳しいなと思った。
昼下がりとはいえ、陽射しもあったし、汗びっしょりになってもいた。

それでも、私たちは、歩きながら周辺に花を探しながら歩くことを楽しむのだった。

ホオの木の花、キツネノボタン、ダイコンソウ、アザミ、ヒメシャガ、オオハナウド…。

そして、前方の八木ヶ鼻に少しずつ近づいていくのであった。

そして、八木神社の鳥居の前を通って、16時05分頃、車が止めてある八木ヶ鼻登山口に到着した。

いやあ、疲れた。
1万6千歩以上歩いた。
1万6千歩なんて、日頃走っていると、それなりに楽に走れる距離なのだ。
だが、今回の1万6千歩はきつかった。
アップダウンのそれは、平地のそれと全然違う。
ダメージが膝やかかとに出てきていた。
わずか500mと少しの山ではあったが、そこを登るのにかけた時間と体力は元気でなくては味わえないものだ。
十分、「楽しかった!」と言える。
ヒメサユリを中心に花から元気をもらって山を登り山頂に立ったり、平地では味わえない花見をしたりすることができた。
事情が許せば、ぜひまたどこかの山登りに挑戦したいものだ。