ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

枯れても子孫に次代に託すクチナシ

2018-05-15 20:03:00 | 草木花
去年の夏に枯れてしまったクチナシ。

昔、母が買って来て植えたものだっただろうなと思う。
枯れてしまって残念だ、と思っていた。

しかし、植物は強い。
枯れたままで終わらないのだ。
今まで、クチナシの花が咲いてその後実ができたりしていても、落ちた実から発芽することはなかった。
それが、秋も遅くなってから、芽を出しているのに気づいた。
しかも2つ。
枯れてしまっておしまい、ではないのだ。
枯れてもなんとか子孫を残そうとしているのだ。
クチナシの強い意志を感じた。

2つの芽は、植木鉢に植え替え、冬を越させた。

暖かくなるにつれて、茎や葉が太く大きくなってきたように思う。

このまま育ってほしいと願ってきたし、願っている。

そして、今日、以前クチナシが生えていた辺りを見てみたら、同様にまた芽が出て葉を広げ育とうとしているものを新たに2つ見つけた。

子孫に次代を託そうとしている姿を、昨秋そして今春と見せつけられている。


植物は、たくましい。
そのことを改めて知らせてくれる、小さなクチナシの発芽と成長である。
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