世界卓球は、今、隔年で国別対抗の団体戦を行う年と、個人戦(シングルス・ダブルス、混合ダブルス)を行う年というふうに分けて行っている。
何回かここに書いたが、昔、私が高校、大学と行っていたスポーツは卓球だったので、他のスポーツより注目している。
世界卓球2018は、今スウエーデンで行っているが、何年か前からテレビ東京が放映権を獲得して放送している。
ところが、ここ新潟では、テレビ東京は地上波放送がない。
今までは、翌日にBS7でハイライトを放送するだけになっていた。
ところが、卓球への注目度が増したせいか、今回は、BS7で夕方から生放送を入れたりしてくれるようになった。
だから、すべてではないが、結構ドキドキしながら戦いぶりをテレビで見ることができるときがある。
昨夜は、女子の準々決勝のウクライナ戦をハラハラしながら見ていた。
今は、団体戦は、5シングルスの勝敗で3試合以上勝った方が勝ちと決まっている。
毎試合、第1シングルスに出ている伊藤美誠は、予選リーグからここまで1ゲームも落とさずに勝って来たが、この日の選手には手を焼き、2-2で最終ゲームまでもつれこんだ。
しかし、最終ゲーム、競った展開の中で、伊藤美誠は、微笑んでいる姿を見せた。
試合を楽しんでいる姿がそこにはあった。
だから、きっと大丈夫だろうと思ったのだが、8-10とマッチポイントを握られてしまった。
しかし、ここから追いつき、ジュースとなった。
再びマッチポイントを握られたりしながらも、13対11で勝利をつかみ取った。
その後も、石川、平野が相手選手を圧倒し、日本は準決勝進出。
銅メダル以上を確定させた。
ところが、次の相手が、韓国か北朝鮮となるはずが、突然「統一コリア」となってしまうのだから、理不尽というか不自然というか、おかしな措置をとるものだ。
国別の団体戦なのだし、予選リーグを自国チーム単独で互いに戦って勝ち上がって来たのに、戦いたくないから統一チームを認めてほしい、というのは少しおかしいのではないかと思う。
スポーツの公平性がないじゃないか。
だが、日本女子チームは、軽く受け流していた。
伊藤は、「かえって燃える」と言っていたし、キャプテン石川も「世界選手権は何かサプライズが起こるものだから、これかと思った」などと、笑いながら語っていた。
その姿には、どこが来ようと自分たちさえしっかりしていれば、相手に負けない、という自信を感じた。
彼女たちを見ていて、私もコリアには負けないだろうと思った。
世界ナンバー1の中国に接戦を演じられるのは、日本だけだから。
今日の準決勝、日本対統一コリア戦は、第1試合の伊藤が3-0で勝った後の第2試合が山になると思われた。
第2試合は、石川対北朝鮮のキム・ソンイ。
これは、リオ五輪の個人戦1回戦で敗れた石川のリベンジマッチとなる。
リベンジに燃える石川は、あっさり1ゲームをとったが、カットマンのキムは次第に石川のボールに慣れ、譲らなくなった。
これまた2-2で石川が終盤に追いつきジュースに。
一進一退で、文字通りの死闘となった。
11点取れば勝ちのはずが、14-14になる。
そこから、石川が執念で勝利をもぎ取った。
すばらしい。
手に汗握る展開のいい試合だった。
接戦を最後に制するのだから、日本女子の精神力も強くなったものだ。
ひょっとすると、世界中の人たちが、統一コリアの勝利を期待し、決勝進出を願っていたかもしれないが、日本女子選手たちは、そこには全く動じていなかった。
ここで、勝負あった、と思った。
第3試合の平野美宇は、去年中国№1,2,3を破ってアジア女王になった存在だ。
おまけに、自分が強くなるためにと、3月末にプロ転向宣言をしている。
簡単には負けないはずだ。
きっと勝つ。
さあ、この試合の行方を見ようと思ったら、なんとBSの放送は突然終わってしまい、9時からは定時のドラマが始まってしまった。
まあ、ネットで勝利の結果は知ったが、味気ない。
テレビ東京の粋な計らいがほしかったなあ。
それにしても、卓球日本女子は、充実してきた。
このあとも、まだ伸びしろのある選手たちが控えている。
決勝の中国には、まだ勝てるとは思わないが、かなり肉薄してくれるのではないか、と期待したい。
何回かここに書いたが、昔、私が高校、大学と行っていたスポーツは卓球だったので、他のスポーツより注目している。
世界卓球2018は、今スウエーデンで行っているが、何年か前からテレビ東京が放映権を獲得して放送している。
ところが、ここ新潟では、テレビ東京は地上波放送がない。
今までは、翌日にBS7でハイライトを放送するだけになっていた。
ところが、卓球への注目度が増したせいか、今回は、BS7で夕方から生放送を入れたりしてくれるようになった。
だから、すべてではないが、結構ドキドキしながら戦いぶりをテレビで見ることができるときがある。
昨夜は、女子の準々決勝のウクライナ戦をハラハラしながら見ていた。
今は、団体戦は、5シングルスの勝敗で3試合以上勝った方が勝ちと決まっている。
毎試合、第1シングルスに出ている伊藤美誠は、予選リーグからここまで1ゲームも落とさずに勝って来たが、この日の選手には手を焼き、2-2で最終ゲームまでもつれこんだ。
しかし、最終ゲーム、競った展開の中で、伊藤美誠は、微笑んでいる姿を見せた。
試合を楽しんでいる姿がそこにはあった。
だから、きっと大丈夫だろうと思ったのだが、8-10とマッチポイントを握られてしまった。
しかし、ここから追いつき、ジュースとなった。
再びマッチポイントを握られたりしながらも、13対11で勝利をつかみ取った。
その後も、石川、平野が相手選手を圧倒し、日本は準決勝進出。
銅メダル以上を確定させた。
ところが、次の相手が、韓国か北朝鮮となるはずが、突然「統一コリア」となってしまうのだから、理不尽というか不自然というか、おかしな措置をとるものだ。
国別の団体戦なのだし、予選リーグを自国チーム単独で互いに戦って勝ち上がって来たのに、戦いたくないから統一チームを認めてほしい、というのは少しおかしいのではないかと思う。
スポーツの公平性がないじゃないか。
だが、日本女子チームは、軽く受け流していた。
伊藤は、「かえって燃える」と言っていたし、キャプテン石川も「世界選手権は何かサプライズが起こるものだから、これかと思った」などと、笑いながら語っていた。
その姿には、どこが来ようと自分たちさえしっかりしていれば、相手に負けない、という自信を感じた。
彼女たちを見ていて、私もコリアには負けないだろうと思った。
世界ナンバー1の中国に接戦を演じられるのは、日本だけだから。
今日の準決勝、日本対統一コリア戦は、第1試合の伊藤が3-0で勝った後の第2試合が山になると思われた。
第2試合は、石川対北朝鮮のキム・ソンイ。
これは、リオ五輪の個人戦1回戦で敗れた石川のリベンジマッチとなる。
リベンジに燃える石川は、あっさり1ゲームをとったが、カットマンのキムは次第に石川のボールに慣れ、譲らなくなった。
これまた2-2で石川が終盤に追いつきジュースに。
一進一退で、文字通りの死闘となった。
11点取れば勝ちのはずが、14-14になる。
そこから、石川が執念で勝利をもぎ取った。
すばらしい。
手に汗握る展開のいい試合だった。
接戦を最後に制するのだから、日本女子の精神力も強くなったものだ。
ひょっとすると、世界中の人たちが、統一コリアの勝利を期待し、決勝進出を願っていたかもしれないが、日本女子選手たちは、そこには全く動じていなかった。
ここで、勝負あった、と思った。
第3試合の平野美宇は、去年中国№1,2,3を破ってアジア女王になった存在だ。
おまけに、自分が強くなるためにと、3月末にプロ転向宣言をしている。
簡単には負けないはずだ。
きっと勝つ。
さあ、この試合の行方を見ようと思ったら、なんとBSの放送は突然終わってしまい、9時からは定時のドラマが始まってしまった。
まあ、ネットで勝利の結果は知ったが、味気ない。
テレビ東京の粋な計らいがほしかったなあ。
それにしても、卓球日本女子は、充実してきた。
このあとも、まだ伸びしろのある選手たちが控えている。
決勝の中国には、まだ勝てるとは思わないが、かなり肉薄してくれるのではないか、と期待したい。