ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

12月に桜の花見と野イチゴの試食

2023-12-11 20:18:16 | お出かけ

桜の花見といえば、3月か4月。

イチゴの季節といえば、5月か6月。

多少は前後することもあるだろうけど、だいたいこんなもんだろう。

だけど、12月の今、桜の花見とイチゴの実を見るために、出かけてきた。

出かけた先は、いつもよく訪れる桜公園。

近ごろは、熊の出没もありうるところなので、しっかりと鈴を持って出かけた。

車を降りると、さっそく鈴が鳴るようにして歩き始めた。

すると、桜公園につながる坂道の方からもチリンチリンと、私の鈴よりももっと大きな音が聞こえてきた。

山登り姿で歩いてくる男性は、しっかり大きめな熊よけの鈴をつけていたのであった。

さすが、みんな気をつけていますね。

 

坂を上ったところに、たくさんの桜の木が植えられている。

が、ほとんどの木は、葉さえなくなっている。

そんななか、枝の先に花をつけているものがある。

この寒さの中でも花を咲かせているのは、寒桜。

12月の上旬の桜公園、毎年の今頃いつも咲いたという報道があるものだ。

だが、今年はまだそういうことは聞いていない。

でも、満開ではないが、ほころびている花をつけた木が何本かあった。

それなりにきれいだよなあ。

でも、周囲に晩秋の枯れた色があるのに、桜の花が見られるというのは、多少の違和感がある。

でも、期待通りに今年も寒桜の花見がしっかりできた。

この日は、くもり空ではなく青空だったから、より美しく見えた。

 

来るときに上ってきた坂道を戻りながら、イチゴを探した。

あった、あった。

来たときには見つけられなかったのに、帰り道では見つけることができた。

日がよく当たっている場所だった。

日当たりがよいせいか、あおあおとした葉が目立った。

そして、その一帯にいくつもフユイチゴの実を見つけることができた。

そう、このイチゴの実は、フユイチゴの実。

日光に当たって、なんだか筋子を思わせるような輝き。

1つ手に取って、パクリ!と試食。

ちょっぴりしぶみをもあったが、まずくはなかった。

だが、種があって、口の中に残った。

こんな時期に、野イチゴを口にするなんてことは、初めてだなあ。

 

ということで、期待していた桜の花とイチゴの実に会うことができた。

天気が悪い日が続いた合間の好天の日、12月でも、桜の花見と野イチゴの実の試食(?)を楽しめたのであった。

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