ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

12月の降雪と車の運転の失敗談

2023-12-23 22:23:13 | 生き方

昨夜、当地では思ったより降雪は少なかったようだ。

今朝、恐る恐る玄関の戸を開けてみると、夜に寝る前に見たときの雪の量からあまり増えていないように見えた。

ああ、これは幸いだなあと思った。

今日の午前中を過ぎれば、今回の寒波による降雪のピークは過ぎると聞いていたからだ。

ちなみに、庭の積雪を計ってみると、80cmの印より30cm近いところだから、積雪52cmというところかな。

昨日より雪が少し締まったから、降っても積雪量は増えていなかったようだ。

 

今朝除雪車が通って、車庫前に置いて行かれた雪も、今日はこのくらい。

これなら除雪に多くの時間はかけなくてもすむ。

それでも、何回もスノーダンプで雪を運んで、車が出られるようにした。

 

12月の降雪と車。

まだ雪に完全に慣れていない時の運転に、失敗は多いのだ。

だから、この寒波で全国各地で交通事故のニュースが後を絶たない。

冬用タイヤに交換済みだったとしても、事故は起こりやすい。

 

今回の雪で、知り合いの人は、車を雪の壁にぶつけてしまい、修理代がかさむ、ボーナスの想定外の使い道だと嘆いていた。

まあ、他者を巻き込まずに、自損事故で済んでいるからまだましなのだけれども、

 

私自身も、若いときを中心に、12月の降雪で車を運転していろいろな失敗をした。

 

①新潟に戻って働き始めた初めての冬、午後から急に雪が降り出して、大いに困った。

なぜなら、まだ普通タイヤだったから。

なんとか家まで帰りたいと思ったが、赤信号で止まった交差点で発車できなくなった。

ほんの少しだけ上りの傾斜があったからだ。

何度試みても、タイヤは空回りするだけで、後続の車に多大な迷惑をかけた。

仕方なく、なんとか路肩に車を寄せて、そのそばの家の人に事情を話して車を置いて帰ったのだった。

 

②同じ年、雪が少し多くなったとき、轍(わだち)を通っていれば大丈夫だ、と思って注意しながら、ゆっくりめに車を走らせていたときだった。

急に道に凸凹が生じて、ハンドルを取られた。

こういうときは、反対側にハンドルを切るのだったな、と思ってやってみたが、思った通りに車は動かず、道端の雪壁に正面からぶつかっていき、ラジエーターを破損した。

 

③別な年、雪が降った朝、通勤に支障が出たから乗せてほしいと、車を持たない先輩から連絡があった。

待ち合わせた場所まで行き、その先輩の姿を見つけた私は、車を止めようとして少しだけハンドルを左に回した。

ところが、車は急にガガガガガと音を立てて左側から何かに乗り上げた。

車を止めて見てみると、車道と歩道を分ける縁石に乗り上げてしまったのだった。

雪のために縁石があるとは気づかなかったのだ。

縁石に乗り上げたせいで、タイヤは空回り。

脱出するのに何分もかかり、職場には先輩と2人して遅刻した。

(その後、先輩から車に乗せてほしいと言われることは2度となかった…。)

 

雪による失敗はまだあるのだが、とりあえず12月の失敗だけ並べてみた。

 

こんなふうに雪が降ると、退職して仕事に出なくなったから、車を運転しなくてもいいのがうれしいなあ、と思う。

現職当時は、毎朝重労働な除雪をして、神経がすり減る車の運転をして出勤するのは大変だったからねえ…。

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする