ON  MY  WAY

60代になっても、迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされながら、生きている日々を綴ります。

Jリーグの秋春制移行決定を聞いて

2023-12-19 19:58:51 | スポーツ

冬型の天気は、今日少しだけ寒さが緩んだようだが、日本海側の荒天はいかばかりであろうか?

 

埼玉では、寒気が強まった昨日は、新潟県境を越えた、強い北風が吹いた。

【赤城おろしを生む?赤城山】

外でいろいろと作業をしていたが、乾いたかぜが風が巻き上げる土ぼこりが目に入って、非常に困った。

それでも、青空の下、日中の日なたは、暖かい。

【夕方には月も見えた】

冬型の天候になっても、雪が降ったり冷たい雨が降ったりするわけではない。

むしろ冬型の天候になった方がよく晴れ、しかも暑い訳ではないのだから、屋外でスポーツをする人たちには、これ以上ない運動条件だろう。

それに引き換え、新潟の住人は、思うように屋外型スポーツはできない。

毎日の雪や雨で、グラウンドはぐちゃぐちゃあるいは雪で閉ざされる。

そんな環境の中でも練習し、技量を向上させようとするのは容易ではない。

 

今日、Jリーグの理事会で、秋春制への移行が正式決定した。

いくらウィンターブレイクを設けても、その間も練習は必要だ。

何も考えなくても土の上で練習できるチームに比べて、明らかに不利。

新潟の家族と離れなければ、まともな練習ができない新潟の選手たち。

今までも十分不利だったが、さらにその不公平感が高まる。

Jリーグは、Jリーグ百年構想(ジェイリーグひゃくねんこうそう)をうたっていた。

それは、日本の、地域におけるサッカーを核としたスポーツ文化の確立を目指していたはずだ。

リーグはどのようにして、新潟など厳冬期にハンデのある地域のチームを補助してくれるのか。

それなしでは、百年構想は切り捨てとなるだろう。

これからの移行に伴い細部にわたる決定と、移行後のこの秋春制の正否については、ずっと注目していきたいと思う。

 

コメント (2)
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