ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

きつさに負けずに、自己ベストで ゴール~自己ベストの原因を探る~新潟シティマラソン2018(4)

2018-10-11 21:27:33 | RUN
今回でフルマラソン挑戦は、8回目であった。
自己ベストとなった今回を振り返ってみる。

①確信をもって言えるのは、経験値の積み上げが自己ベストにつながったということ
20kmすら走ったことがないのに、無謀にも初挑戦し、大失敗した7年前。
その大失敗から学んで、練習して少しずつ力を伸ばすことができ、ゴールにたどり着くことができるようになってきた。
ハーフマラソンを走ることが大変だった頃もあったが、今は練習でハーフの距離を走ることは少しも苦ではない。
経験してきた成果が表れている。
苦い経験が人を育てるということである。

②完走するための練習のノウハウをいろいろと身に付けてきた
「週1回の練習でもマラソンは完走できる」という内容の本も読んだ。
他の本からも、どうやったらフルの完走につながるのか、練習のノウハウを知り、実践してくることができた。
ただ、決してその全てをやってきたわけではない。
私は、そんなに几帳面ではなあ。
だが、無理してまではやらない、というポリシーで、苦しくても、やって楽しい気分で練習することを繰り返して来た。
自分の体調に合わせて走ることができるようになってきたと言える。

③できるという自信が最後まで自分を支えた

昨年は歩いてしまった。
それが悔しいから、2月に挑戦したいわきサンシャインマラソンでは意地でも最後まで歩かずに走り通すことができた。
いわきでは後半は失速したが、自己ベストに近いタイムでゴールすることができたのだ。
だから、きっと今回もあの時と同じようにゴールできる、と信じていられた。
今回も、「絶対に歩かない!絶対にいける!」という気持ちを最後までもつことができた。

大きく言ってこれら3つのことが、今回の自己ベストにつながったと言える。
とはいえ、ゴール後は今までになく苦しい思いをした。

しかし、走ることが好きだという気持ちを心底から持ち続け、これからも、前を向いて走っていきたいと思っている。
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きつさに負けずに、自己ベストでゴール~ラスト7kmは死に物狂い~新潟シティマラソン2018(3)

2018-10-10 22:18:13 | RUN
30kmポイントを過ぎた。
ここからこそきつくなる。
覚悟した。
私は、ここからゴールまでの距離を走るために、ここまで走ってきたのだ。
そのように思い直した。
しかし、普段の練習では、30kmを越えるような距離は走っていない。
大会だって、ハーフマラソンまでだ。
あとは、体力が残っているか、気力を奮い立たせることができるか。

走路は、関屋分水の堤。
道幅が狭くなるとともに、歩いているランナーも多くなった。
そばを走っているランナーの女性はベテランランナーだとわかる。
小幅だが足の運びが、実にスムーズだ。
こういう走りは、疲れにくいと分かる。
私は、足が長いので(…胴の方がはるかに長いが?)、こういう小刻みなピッチで走ることには慣れていない。
このランナーのような走りができたらいいなあ…とうらやんだ。
でも、人は人、自分は自分。自分にできる走りしかできない。
今回は、とにかく歩かない。
それが、今回の自分の最大のめあてだったと、心の中で確認した。

33km付近で、今年も高橋尚子さんがいた。
ランナーとハイタッチして、声をかけ続けていた。

すごい人だ。
私は、「去年は後ろから拾って助けてもらいました。ありがとうございました。」と叫んで、ハイタッチして通り過ぎた。

その後も、関屋分水堤は続くが、ずっとその上で応援をしてくれる人たちがいる。
でも、こちらの体力も限界が近づいてきたから、しだいに下を向いて走ることが多くなってきた。
エイドでは、なし、バナナ、きゅうり、笹団子、ポッポ焼き、サラダホープなど、様々なものを置いていた。
口に入れると、体の疲れは一瞬飛ぶが、一瞬の後はまたつらさが襲ってきて、また下を向いて懸命に前に進んだ。

ふと顔を上げると、もうすぐ35kmというところに、職場の同僚である女性がいた。
思わず名前を呼び、ハイタッチして通り過ぎた。
体が軽くなった気がした。

そして、すぐ35kmの折り返し。
今度は、越乃寒梅の純米吟醸「灑」の瓶を模した折り返しである。

え?「灑」って何て読むのだって?
これは、「さい」と読むのだよ。(大会プログラムの中の広告に書いてあった。…意味は不明…)
その折り返しポイントの写真を撮ろうとしたら、あまりにも汗を多くかいたために、携帯スマホが滑って指を感知してくれなかったので、撮るまでに少々時間がかかってしまった。

その折り返しから今度は堤の下の舗道を進む。

さっき会った同僚の女性に、もう一度手を振って、ガッツポーズなんかして強がって前に進んだ。

37kmあたりで、再び高橋尚子さんの檄を受け、平成大橋を渡り、対岸の道を走る。
走るとは書いたものの、この頃の走りは、苦しくて苦しくて、その姿は歩きに近くなっていた。
ウオッチを見ると、1km7分以上もかかっていた。
㉛6分23秒 ㉜6分32秒 ㉝7分10秒 ㉞7分20秒 ㉟6分18秒 ㊱7分15秒 ㊲7分50秒 ㊳7分6秒
もう少し颯爽とこの川岸を走る予定だったのに、少しもスピード感がなかった。
去年より遅い気もしたくらいだった。

信濃川に架かる本川大橋を渡ると、残りは4kmである。
ところが、ここから先が長く感じた。
ゴールが近づきラストスパートをかけるランナーたちに次々に抜かれていく。
悔しいが、足が出ない。腕だけは懸命に前後に振る。
そうやって、少しでも早くと気持ちを急かせる。
㊴7分16秒 ㊵8分15秒 

あと少しあと少しと思いながら、なかなか近づかないゴール。
ついにキロ8分台にまで落ちてしまった。
こういうとき、私を抜いて行くランナーたちがねたましい。
私は、必死で腕を振っていて前に進んでいるのに、抜いて行く人たちは足音軽やかに(聞こえる)追い越していく。
悔しいが、人は人、自分は自分で懸命に戦っている。
オレは、歩かない!

ようやくゴールが近づく。
こういうのを「死に物狂い」というのだろうなあ、と思う。
今、ゴールだけを考え、とにかく前に行くだけだ。
㊶7分26秒 ㊷7分37秒

新潟市陸上競技場への角を曲がる。
あと100m。
必死で走り、ガッツポーズでゴールゲートを通り過ぎた。

…そこまではよかった。
苦しい中、よくがんばって走ってきた。
そのツケが一気に体を襲ってきた。

まっすぐ何歩も歩けず、歩いては止まり、息を整えてまたふらふら歩き出す、といった感じ。


完走証を発行してもらい、そこには、ネットタイムで4時間35分台の記録が書かれてあった。
よくがんばった、よく歩かずにゴールにたどり着いた、と思う。
ただ、今は、ものすごく息苦しいし、脚もフラフラだ。

預けていた手荷物を受け取った後しゃがみこみ、息子にメールを送る。
「9号車の前でへたり込んでいます。しばらく動けません。」
息子からの返信。
「とりあえず荷物受け取り会場にいます。ハンガーノックで動けない…」

後でやっとのことで落ち合うと、息子は後半空腹から低血糖状態になり、私より5分余り前にやっとゴールしたばかりだったのだと聞いた。
私も息子もしばらくその場を動けなかった。
マラソンは、過酷だと思った。
35kmまでは行けるが、42kmは遠い。

今回は、サトウの切り餅ももらってはみたが、気分がすぐれず、食べきれなかった。
しかし、Negiccoのパネルの前で笑って写真撮影することだけは忘れない私であった。


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きつさに負けずに、自己ベストでゴール~30kmまでは堅調なレースができた~新潟シティマラソン2018(2)

2018-10-09 21:17:42 | RUN
柾谷小路への折り返しに向かう前、萬代橋の上でゲストランナー(応援ランナー)の一人、市川麻由美さんが目の前にいた。
ミーハーの私は、かつての世界陸上出場者と声を交わしたくて少しスピードを上げて追いつき、「ありがとうございます!」と言って、握手をしたのだった。
世界と戦ったことのある人のパワーをいただきたかったのである。

そこから柾谷小路に向かって走っている時、このブログでちょくちょく紹介している、いつもRUNの大会で一緒になるSNさんとすれ違った。
彼は、私と違って、フルマラソンの経験も多い。
ハイタッチしながら、彼とは1kmくらい差をつけられているなあと思った。
でも、敵は彼ではない。
自分の中にいる、自分の気持ちだ。

やがて、折り返し。
ポケットに入れた携帯のカメラのレンズは、汗でくもっていた。


そこから萬代橋の近くで、ファンランともう一度数十メートル混じって走る。
その分かれ道に今度は、シドニー・アテネ2大会のオリンピックに出場した大島めぐみさんが立って励ましてくれていたので、ここもハイタッチ。
「ありがとうございます!」

川沿いに進んだ後、やがて道は、新潟みなとトンネルへ。
今年は、往路と復路とで通るトンネルが違う。

これはありがたい。
おかげで、去年のようなトンネル内での熱気や蒸し暑さを感じずにすんだ。
それでも、トンネルを出ると風が涼しく感じられた。

まもなく、最初の「給食所」。
うっかり、バナナを食べそこない、オレンジだけいただいた。
そして、2つ目の折り返し点へ。
おお、ここの折り返しは、3月の新潟ハーフマラソンでも見た、あの「越乃寒梅」ではないか!

走っている今は、酒なんぞ飲みたくないぞ。
そう思いつつ、復路側のトンネルを淡々と行く。
トンネルを出たところが、19km。
そして、海岸沿いの道を行く。
5年前に強制収容された懐かしい景色も目にしながら、先に向かう。
20kmまでは、自分が決めた目標タイムでおおよそ走れていた。
⑪5分57秒 ⑫6分15秒 ⑬6分5秒 ⑭5分59秒 ⑮6分15秒 ⑯6分10秒 ⑰6分18秒 ⑱6分3秒 ⑲6分11秒 ⑳6分15秒(いずれも各1kmのラップタイム)

ここから30kmまでの目標タイムは、6分30秒まで下がってもOK!
そんな気持ちを強くして、海岸沿いの道を進んで行った。
トンネルを出てから、また陽射しが強くなっていたが、木陰があれば木陰を選んで走った。
そろそろ歩くランナーも目にするようになってきた。

私は、30kmから先を走るために走っているんだ。
まだ20kmと少しでしかない、まだまだ普通に走れる、と自分を励ましながら走っていた。
そして、時折多少のアップダウンがあったが、まだまだ走れる、と力まないようにしながら前に進んだ。この頃は、もう、朝に股関節や付近の筋肉が痛かったことは、すっかり気にならなくなっていた。

関屋分水を渡り、26km付近で息子とすれ違った。
息子は、30km付近だから、もう4kmも離されている。
息子の今回の目標だった「サブ4」、4時間切りに順調だな、私もがんばらなくては、と思った。

2kmほど松林沿いの国道402号を行き、戻ってくる。
去年は、ここで走る力がなくなった。
初マラソンの時には、ここでは歩くしかできなくなっていた。
そんな苦い思い出を払拭するように、「今年はまだ走れる!」と余裕を持とうと努めていた。
そして、タイムも結構、思い描いた通りとなっていた。
㉑5分51秒 ㉒6分19秒 ㉓6分26秒 ㉔6分1秒 ㉕6分2秒 ㉖6分13秒 ㉗6分8秒㉘6分45秒 ㉙6分16秒 ㉚6分38秒

ただ、間違いなく体は動かなくなってきていた。
ダメージが、たまってきていた。
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きつさに負けずに、自己ベストでゴール~新潟シティマラソン2018(1)

2018-10-08 22:11:47 | RUN
新潟シティマラソン。
かなりきつかったが、歩かないと決めて懸命に腕を振ってゴールにたどり着いた。
記録は、自己ベストを10数分縮める4時間35分台だった。
今まで走ってきた、多少努力してきた成果が出せたのだ。
素直にうれしかった。


今朝は、4時半に目覚めた。
階段の上り下りがえらくきつい。
理由は、実は昨日の朝にあった。
町内の公園の除草清掃があったのだ。
私は、草の刈払い機で刈られた草を、ほうきのような竹熊手で、かき集める役。
約1時間、体を使って必死にかき集めたので、ひどく疲れた。
おまけに、夕方から股関節やその周辺の筋肉が痛み始めたのだった。
朝起きてみて、その痛みは少しも改善されていないのだった。
仕方がない。昨日決めた目標を下方修正していくか。
7時間制限だから、歩いてでもゴールにたどり着けるだろう、と覚悟した。

新潟シティマラソンのスタート会場、デンカビッグスワンスタジアムまで車で行くには、休日とはいえおよそ40分ほどかかる。
息子と二人、参加するために速く朝食を食べ、5時50分に車で出発した。
会場には、6時30分前に着いた。
余裕だね。
田園地帯に囲まれているせいか、ビッグスワンスタジアムや

野球場であるハードオフエコスタジアムは、霧に包まれていた。

いつもとは違う朝霧に包まれたスタジアム。
いい感じだった。

やっぱり股関節等が痛くて、階段を勢いよく上がることはできなかった。

スタジアムの電光掲示板には、「新潟シティマラソン2018」の文字。

2日前に、アルビレックス新潟がカマタマーレ讃岐に2-1で勝ち、5連勝を飾った喜びがあるスタジアム。
思わず、あの日のゴールと勝利を思い出して、にやける。
気分が高調してきた。

7時半過ぎから整列が始まったが、私は、第2ウエーブスタートだから、8時40分まで1時間も待たされることになった。

でも、8時過ぎから始まったオープニングセレモニーでは、大好きなNEGICCOの3人や

ゲストランナーの高橋尚子さんのあいさつもあったので、その間はいい時間だった。


さて、第1ウエーブのランナーたちが行き、8時40分にはそれより多人数の第2ウエーブのスタートだ。
そこからスタートした私は、約2分遅れての出発だった。

今回の作戦。
いつもは5分台で走っているが、20kmまでは1kmを6分台前半で行く。
20kmから30kmまでは6分台の中半~7分くらいで行く。
残りは、なんとか7分台で通していく。
そうやって、苦しくても歩かずに走り通す。
苦しくなったら、ペースを下げて、走ることだけは続けてゴールするぞ。
前回のリベンジを果たすのだ。

走り出していくと、残念なことに、今回はNEGICCOのメンバーが沿道に立っていなかったのだ。
うーん。毎年楽しみにしていたのになあ。

序盤は、人込みのようなランナーたちと一緒に進む。
今年も陽射しが強く、なるべく木陰やビルの影ができるところを選んで走った。
走っているうちに、大きな雲が出て陽射しが緩んだ時があったのは、ありがたかった。
ペースを上げないぞ、と決心していたとおり、後半にそなえ、なるべく楽な走りを心がけていた。
①kmまで、6分39秒 ②5分57秒 ③6分5秒 ④6分2秒 ⑤6分4秒 ⑥6分5秒 ⑦6分6秒 ⑧6分19秒
万代橋まで、タイムは安定していた。
上り坂なので少し遅くなったが、大丈夫。

今年も、萬代橋のたもとに、かつて一緒に勤めたことのある女性が、固有名詞で私を呼んで応援してくれた。
「ありがとう~!会いたかったよ~!」と叫んで、笑っていただいた。
万代橋を渡ると、11.0kmのファンランの人たちとコースが分かれる。
フルマラソンのランナーは、もう少し柾谷小路という通りを進む。
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明日は、新潟シティマラソン

2018-10-07 18:17:22 | RUN
明日は、年に一度の「遠足」、新潟シティマラソンだ。

50代になってから、「42kmのマラソンを走れるようになりたい!」と思ってから、「大新潟市」で行われるこのマラソン大会をターゲットにしてきた。
そして、走るたび、ここに結果を載せてきた。
もう今年で、8回目になる。

2011年、20km走もしたことがないのに、無謀にも初挑戦、見事に走れなくなり30kmで強制収容。

2012年、初めてゴールまでたどり着いたが、グロスタイムで5時間を10数秒越えてしまった初完走。

2013年、病で入院していた娘のことで練習不足で、36kmで強制収容された。

2014年、引き続き、娘のことで練習が満足にできなかったため、当時種目にあったハーフに出場。

2015年、3年前の雪辱を晴らし、5時間以内の完走、という一つの夢を実現した。

2016年、ふくらはぎ痛など体調がすぐれなかったにもかかわらず、前年と大して変わらないタイムでゴールできた。

2017年、新コースでもっといけると思ったら、歩いてしまい、終盤は高橋尚子集団に救われた。

10月上旬のマラソン大会なので、結構気温が高くなる。
今まで途中できつくなったのは、開催日が晴れていた日だった場合が多い。
明日の天気予報は、晴れ。
台風が来て風に悩まされるよりいいだろうけれど、気温が23、24℃まで上がりそうだ。
ちょっときついコンディションになるかなあ、と少し不安だ。

最近は、左ひじ、右足親指の下側、左ひざなど、あちこち軽い痛みがある。
トシだなあ、とも思う。
でも、気にしないことにする。
「季節の変わり目痛」だということにして、明日は、どこが痛くなろうと、42kmの道のりを自分で気持ちいい走りをしたいと思う。

参加8回目となる今年の目標は、とりあえず今までの自己記録に近い、4時間50分切りが最大の目標かな?
2月の、いわきサンシャインマラソンでは、歩かずそのくらいのタイムで完走できた。
だから、そこから一歩だけでも前に進みたいなあ、と思っている。

出場する皆さん、一緒にがんばりましょう!
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チームの戦いを引っ張る二人~カウエ、田中達也~の働きで讃岐に勝つ

2018-10-06 21:38:29 | アルビレックス新潟

サッカーJ2リーグ第36節。
新潟は、ホームでカマタマーレ讃岐戦。
早いもので、もう10月。
ホームで戦うのも、今日を入れてあと4戦となった。
現在最下位の讃岐だけに、落とせない一戦。
讃岐も、J3降格は避けたいところなので、勝ちたい一戦であった。

今日は、台風が近づいているので、夏のように暑い。
県内の三条市では、36.0℃を記録し、10月の国内最高気温を達成したそうだ。
スタジアムに向かう途中の道沿いにある気温標示は、皆35℃であった。
暑さも敵になりそうな試合となった。

JA全農サンクスデーとして、今日は入場者15,000人に新米コシヒカリのおにぎりが配られた。

あさっての新潟シティマラソンのために、炭水化物を多めにとる必要がある私は、さっそくいただいた。

暑さがあっても、最近好調な新潟の選手たちの動きはすごくよかった。
ずっと押し気味の時間が続いた。
讃岐とは開幕戦でも対戦し、なんとか1-0で勝利したのだったが、今回の新潟はその時に比べうんと上を行く、力の差を感じさせるような強い戦い方となった。

前半25分、コーナーキックからゴール前の混戦になり、最後はMFカウエが加入後初ゴールを決めた。

カウエは、献身的によく動く。
大宮からよい選手をとったなあ、と思う。
新潟の戦い方にすごくよくマッチしている。

前半は数々のチャンスを逃し、このスコアのまま終わった。

後半が始まる時に、次の1点をどちらが取るかによって、試合が決まるのではないかと思っていた。
リードしているからといって、予断は許さない。

そのことを最もよく理解してプレーしていたのは、田中達也だった。
50分には、相手のボールにしつこくからんでいき、縦横無尽に走り回ってボールを追っていた。
場内からは、思わず大きな拍手が起こった。
出場選手中、最も年齢が高い田中達也が、チームのためにこれだけ走っているんだ。
チームメートたち、特に若い選手たちは、その達也の姿に感じるものが多いのではないだろうか。
最近は、キャプテンマークを巻いてプレーすることの多い達也だが、まさしく自分の姿でチームメートを鼓舞するリーダーとしての存在感を見せてくれた。

そして、そこからさらに10分後の60分、ゴール前からのボールをシュートし、見事に追加点をあげたのは、その達也だった。

今季2ゴールめとはいえ、毎試合の貢献度は高い。
FWとしての起用だけに、ゴールが記録されてよかった。

その後も新潟にチャンスはあったのだが、決め切れずにいると、やっぱり!という目にあう。
アディショナルタイムに、ゴール前で連続してシュートを打たれ、GKムラーリャが必死に防いでいたものの、ついに失点。
なんとかしのいで、2-1で新潟の勝利。

これで5連勝!

ヒーローは、得点を決めたカウエと達也。

2人ともヒーローにふさわしい。
この2人が、先発メンバーに固定するようになってから、戦い方も安定したのだ。

せっかく勝つ試合が見られるようになったのだ。
残りは6戦しかない。
とにかく、勝ち続けてほしいものだ。
今季でのJ1昇格はほとんど絶望となったが、それでもスタジアムに足を運ぶ人は、まだ多くいる。
今日の観客数だって、15,892人もいた。
皆、勝つことを願ってスタジアムに駆け付けているのだから…。
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片付けが進まない

2018-10-05 22:01:03 | 生き方
定年退職後の片付けが、1年半たってもなかなか進まない。
文書類にしても、自分が情熱を燃やしながら試行錯誤していた頃のものが多く残っている。
だから、それらを捨てるということは、自分の精力を注いだ、生きていた証を捨てるということとして痛みを感じてしまうのだった。

ただ、先日の義兄の急逝以来、今後自分の人生というものがいつどうなるかわからない、と以前より感じている。
だから、自分の感傷のために、他人にとっては「ゴミ」を多く残していてはいけないなあと思うようになっている。
そういう訳で、また少しずつ残しておいた書類や写真類他を処分し始めた。

それにしても、出てくるもの出てくるものを開くと、本当に懐かしい。
残しているもののほとんどが、しっかりした記憶としては残っていないものだが。
そこから触発されて、記憶が少しよみがえってくるものが多い。
もっとも、だからこそ残しておいたものなのだが…。

去年処分しかかって、残しておいたが、今回は処分したものもある。
あの時は捨てられなかったものでも、今では捨てられるものもある。

何回もこうして処理したつもりのものを見直してみて、物を減らしていかないといけないなと思っている。

写真も、全く記憶に残っていないものがある。

1年生の男児を背負って走った…???

職場の有志と旅行に出た時の飲み会で、寝床に入りながらもビールを飲んでいた…???


今回のあれこれは、20代の頃のことだったから、もう30数年も前のこと。
覚えていいないことは当然だろうな…。

でも、こんなふうに当時のことを振り返ったり別な思い出を思い出したりするから、時間をとられてしまうということも事実だ。

ま、少しずつ少しずつ過去の自分と出会いながら、未来に進んでいくことにしよう。
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新潟シティマラソン、順位が当日の記録証に載らないなんて…

2018-10-04 21:51:39 | RUN
「年に一度の遠足」と、私が勝手に思っている新潟シティマラソンが4日後に迫ってきた。
台風25号が通過した翌日の開催となりそうなので、たぶんやれるのだろうけれど、吹き返しの風や雨が心配なところだ。

今年の新潟シティマラソンの種目は、昨年同様11.0kmのファンランとフルマラソンを同時スタートする。
昨年と違うところは、デンカビッグスワンスタジアム内でのスタートとなるところだ。
そのせいか、スタート時間がずらされることになった。
8:30に第1ウエーブスタート、8:40に第2ウエーブスタートとするのだそうだ。

第1ウエーブとは、走力のある申告時間が速い人たち。
フルマラソンもファンランも一緒だ。
そして、私は、そこまで速くないので、第2ウエーブスタートと指定された。
まあ、仕方ないなあ、走力別スタートだもの。
ちなみに、うちの息子はぎりぎり第1ウエーブスタートになった。

スタート時間を10分違わせることで、速く走りたい人たちの混乱を避けようという訳だ。
そのことはまあ仕方がないとして、レース直後に発行される記録証に、順位は掲載されないのだそうだ。
10分遅くスタートした人の方が早くゴールすることだってあるからね。
まあ、仕方がないだろう………
………とは思わないなあ。
全体の何番目くらいだったのかは、完走した場合、結構知りたいものなのだ。
後日、大会HPで知らせるそうだが、今いち拍子抜けしてしまう措置だと思う。

大会初のこの試み、レース後、どんな反響を呼ぶでしょうかねえ…。
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限界をこえていけ!というが…

2018-10-03 19:47:59 | RUN
カラーコーンに、「折り返し」。
マラソンの大会の折り返し点を示す印。


ところが、今日見たところでは、その文字の裏に、こんな文字があった。
写真を見ると、…



「限界をこえていけ!」
だって。

自分としては、「ここが限界ではない!まだ行ける!」と言って励ましてもらえる方がうれしいなあ。

励ましのつもりで書いてくれたのだろうけど、本当に限界を迎えて気持ちが萎えている時、「限界をこえていけ!」と言われるのは、キビシイなあ…。

去年の新潟シティマラソンでは、「これが限界だ…!」と感じて、歩いてしまった。
そこゲストランナーの高橋尚子さんが、後ろから歩いているランナーを次々に「まだ行けるよ!」と励まして、たくさん拾っていってくれたのだった。
まだやれるよ、まだ限界じゃないでしょ、と𠮟咤激励されていたような気もした。


新潟シティマラソンの日が近づいてきた。
限界と感じて歩いてしまうか、まだ限界は先にある、と思ってがんばれるか、いずれにしても、今年はどうなるか、楽しみだ。

ただ、大会は、台風通過後の開催になりそうで、ちょっと気象条件が気になるなあ…。




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ツユクサの花の変色

2018-10-02 20:39:04 | 草木花
秋が進むにつれ、ツユクサの花の色が変わってきたように思う。
色が濃い青だったのに、最近見かけるものは、薄くなっていて、紫がかっている。


ここにも秋の深まりゆく気配、ということかな…?
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