広島勤務時代の休日、新幹線の小郡駅(当時)からバスに乗って萩へ行きました。月に一度ほど相方が神戸から来ると、それまであまり縁がなかった中国地方のあちこちに一泊旅行するのも楽しみでした。萩は仕事では建設省の出先機関があるので、中国支社の担当部門の人の車でよく行く町ですが、それまではせいぜい武家屋敷を見たくらいでした。この小旅行では半日コースの観光バスに乗りました。頭の回りの早いベテランのガイドさんは、もう退職しているのに土曜日曜には呼び出されてこうして仕事をしているとか。さすがにばらばらかつ、スポット的に集まった有象無象の集団を統率する力量は大したものでした。
萩焼の店ではいい片口が見つかりましたが、その店でさりげなく出された茶菓子が旨かった。その菓子の名前を聞き、店の場所も聞きましたが、残念ながら帰る列車の時間が来てしまい買いそびれてしまいました。その菓子が昨日神戸の百貨店にあったそうです。各地の銘菓が週代わりに置かれるコーナーに3個だけ残っていたそうです。
ほのかに夏蜜柑の香りがするおいしいものでした。化学製品である人工添加物がないと口の粘膜にもやさしいのか、ほんのりした余韻が残ります。
おいしい茶菓子が残っている町は、お茶を楽しむ余裕のある階層がいた証明のような気がします。
萩焼の店ではいい片口が見つかりましたが、その店でさりげなく出された茶菓子が旨かった。その菓子の名前を聞き、店の場所も聞きましたが、残念ながら帰る列車の時間が来てしまい買いそびれてしまいました。その菓子が昨日神戸の百貨店にあったそうです。各地の銘菓が週代わりに置かれるコーナーに3個だけ残っていたそうです。
ほのかに夏蜜柑の香りがするおいしいものでした。化学製品である人工添加物がないと口の粘膜にもやさしいのか、ほんのりした余韻が残ります。
おいしい茶菓子が残っている町は、お茶を楽しむ余裕のある階層がいた証明のような気がします。