阿智胡地亭のShot日乗

日乗は日記。日々の生活と世間の事象記録や写真や書き物などなんでも。
  1942年生まれが東京都江戸川区から。

高野辰之の時代の「春の小川」の今

2010年03月28日 | ゲストルーム
東京の代々木に住む友人Wさんからメールが届きました。

『「春の小川」が話題になっていますね。春の小川の歌詞が2回改変されたとは
知りませんでした。近所なので歌碑の歌詞がどうなっているのか見に行ったところ
オリジナルのものでした。

当たり前といえば当たり前ですね。暗渠になった現在からは、ここに
[こうほね-甲骨](スイレン科の植物の一種。水生の多年生草本。
浅い池や沼に自生する)が咲く小川が流れていたとはとても考えられません。

高野辰之がこの詩を作った当時は小田急線もなく、のどかなものだったのでしょう。
ブログの写真(船橋の春の小川)のすばらしい風景が変わらないことを願っています。
ちょうどロマンスカーが通過しました。

写真のように小田急線とビルに挟まれた通りが春の小川といわれても、
まったく想像できません。電信柱に春の小川とあるのが場違いのようです。

連想できるのは、この道にある下水のマンホールだけです。

☆Wさん、そうでしたね、貴兄は歌碑がある近くの住人でしたね。
嬉しくてやがて悲しきレポートをありがとうございます。
明治以降の日本が近代化(と言われる)道を歩いてきたばかりに
失ってきたシーンの一つですね。
いいも悪いもない、まさにこれが日本人が選んだ進路がもたらした
一つのサンプルのように思えます。
ところで、ここらあたりは貴兄が弓道場に通う道に近いのでしょうか?

☆第2信のメールをもらいました。

「歌碑は代々木八幡駅の近く、私のうちは一駅隣の代々木上原ですが、
歩いて20分ぐらいです。散歩で代々木公園に行くときはこの歌碑の
近くを通っていきます。
高野辰之の家の近くのためか、代々木上原駅と代々木八幡駅のガードの
壁には高野辰之の“ふるさと”や“朧月夜”の歌詞が書かれています。

高野辰之の住んでいた家の近くには岸田劉生が描いた切通しもあります。
私が大学生の時はまさに絵と同じコンクリートの塀が残っていましたが、
今はマンションになり、坂の途中に劉生切通しの場所と案内があるだけです。
あの塀も残しておいてほしかったものです。」
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札幌・北の沢公園の雪景色

2010年03月28日 | 船橋社中

色彩に溢れる「春の小川」が流れているかと思うと、まだ白一色の
モノトーンの世界が広がっている。日本は決して狭い国とは言えませんね。
昨日の札幌・北の沢公園の雪景色の画像を送って頂いてびっくりしています。

『昨日も午後から雪が降りあっという間に10~20cmほど積もりました。
温度も低く、そのために雪はパウダースノーでした。長い冬と、
たくさんの雪と、凍る道路は嫌ですが、パウダースノーだけは、嬉しい!!
○(トップの画像) 車の通る道はほとんど雪はありません。
黒いのは雪の上に撒く滑り止めの砂です。雪が融けた後は
この砂が残り、今度は歩くとき、この砂で靴が滑ります。
埃もすごいです。遠景中央右寄りはスキー場です。まだやってます。
道路の右側は、ワン公の散歩の公園です。
○ワン公散歩道の公園の出口への道です。人が通って踏み固めた
道を少しでもずれると、ズボッと入り込みます。

○公園のベンチですが、雪の掘炬燵状態になってます。
○「根開き(ねびらき)」というそうです。太陽で幹が温められてその温度で周りの
雪が少しずつ融けるのだそうです。
この現象は、以前ご紹介した「雪まくれ」と同様に、雪国の面白い現象の一つ
のようです。

○ワン公散歩道の公園です。雪が融けたら、芝生とシロツメクサで被われます。
ドリーが跳ね回ったところです。

○例年このベンチは全部すっぽり雪で埋まりますが、この冬はついに
このままでした。今年は積雪量が例年に比較して少なかったんです。

○同じく公園です。

 
○公園への入り口です。木の板の道です。

○茶色が我が家の娘のリリー、白が実家の娘のルルです。見た目の大きさは
違いますが、体重は同じです。二人とも(いえ二匹とも)、お散歩大好き真冬の
雪道もなんのその。

○リリーです。

○ルルです。

○車が少ないわき道はまだ雪が残っています。

以上、3月末の札幌でした。」

 ♪撮影とご連絡は、札幌在住のIさんとKさんご夫妻です。お二人は
「春の小川」を撮影された船橋在住のKさんの長年のご友人で、つい最近
「エゾ鹿」の写真もお借りして掲載させて頂きました。
 神戸の人間にはびっくりの
写真をありがとうございました。

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