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阿智胡地亭のShot日乗

日乗は日記。日々の生活と世間の事象記録や写真や書き物などなんでも。
  1942年生まれが東京都江戸川区から。

美容ヤナギが花盛り &山椒とナンテン

2011年06月09日 | 花・草・木・生き物





山椒は猛々しく葉を広げています。



ナンテンの花芽が沢山つきました。
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大英博物館展で古代ギリシャの生活に触れる

2011年06月09日 | 神戸あちこち
神戸市立博物館で長く大英博物館所蔵の古代ギリシャ展をやっている。この日曜で終了なので行ってきた。
もう終わってしまうと、私のように焦って来ている?老若男女で館内は一杯だった。
 人の体は本来こんなに美しい・・。結局このギリシャ彫刻を越える人体の美を後世の人間は
生みだしていない、というようなことを思いながら、音声ガイダンスをイヤホーンで聞いた。
(神戸市民に有効なシニア割引で、1500円の入場料が半額になったので、ワンコインをガイド装置に投資した)
2500年前のギリシャ人の後裔は、もう今のギリシャと言う土地にはいないと聞くが、当時も今も
人間は闘争や鍛錬や、愉悦を求めることに変わりがないという絵や彫刻を見てあっという間に時間が過ぎた。



博物館の周囲。



昭和50年代の始めごろ、ロンドンの大英博物館に行った時、こう思った。個人が数品でも美術品を海外からそっと持ち出すと、
窃盗犯になるが、国家が真昼間に堂々と組織的に、よその国のものを持ち出すと、盗品の山もこうして誇らしく博物館に収納される。
 今回もまたギリシャの作品(実際はローマンコピーというローマ時代に作られたレプリカだが)が、ギリシャから運ばれたのではなく
イギリスから来たことに多少の違和感を覚えたが、イギリス人はこういう時に胸を張って言う。
「もし我々がこうしてエジプトやローマやギリシャからイギリスに持ち込まなければ、価値のわからない連中に壊されて、
人類の歴史から永遠に失われていた。我々は人類の宝を救ったのだ」と。それもまた一面の事実かも知れないが、
まこと「盗人にも三分の理」とはよく言ったものである。


現代ギリシャは国家経済が崩壊に瀕してEUのお荷物になっているが、たまたまこんな記事を読んだ。

死亡公務員に年金19億円!=4500人に支給―ギリシャ
時事通信社 2011年6月7日(火)6時06分配信

 【フランクフルト時事】ギリシャ政府が既に死亡している公務員約4500人に、年間計1600万ユーロ(約19億円)の
年金を支給していたことが明らかになった。複数のドイツ紙(電子版)が6日、ギリシャ紙タネアの報道として伝えた。

 財政難の同国に対しては、追加金融支援が避けられない情勢で、負担を迫られる欧州諸国からは、
ずさんな年金管理に批判の声が上がりそうだ。

 報道によれば、ギリシャでは、年金受給を続けるため親族の死を届けないことが多いという。
同国のカツェリ労働相はこうした事態を受け、全国で約9000人いる100歳超の一般年金受給者についても、生存確認を行う方針を示した。 


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