なんとも嬉しくて、こちら(クリック)から見事なショットを借用してしまいました。
Fans of Japan pose during the Women's World Cup semi-final match between Japan and Sweden in Frankfurt, on July 13, 2011.

Japan's midfielder Mizuho Sakaguchi controls the ball during the quarter-final match of the Women's World Cup, Germany vs. Japan, on July 9, 2011 in Wolfsburg, northern Germany. Japan won 1-0.

Japan's goalkeeper Ayumi Kaihori, during the quarter-final match of the Women's World Cup, Germany vs. Japan, on July 9, 2011 in Wolfsburg, Germany.

Japan's midfielder Homare Sawa (center) celebrates scoring the 2-1 goal with her teammates during the Women's World Cup semi-final match, Japan vs. Sweden, in Frankfurt, Germany, on July 13, 2011.

Japan's midfielder Homare Sawa (left) and USA's midfielder Carli Lloyd vie for the ball during the FIFA Women's Football World Cup final match Japan vs USA on July 17, 2011 in Frankfurt am Main, western Germany

Homare Sawa (not pictured) of Japan scores her team's second goal during the FIFA Womens's World Cup Final between the United States of America and Japan on July 17, 2011 in Frankfurt am Main, Germany.

Homare Sawa of Japan celebrates scoring the second goal during the FIFA Women's World Cup Final match between Japan and USA on July 17, 2011 in Frankfurt am Main, Germany.

Goalkeeper of the U.S. Hope Solo (right) cries after losing to Japan in a penalty shootout after their Women's World Cup final soccer match in Frankfurt, on July 17, 2011.

webのサイトから引用:
米国の競技人口が167万人に対して日本はわずか4.6万人。プロリーグが充実した米国と異なり、国内女子サッカーの冷遇は目を覆わんばかりだ。代表クラスの選手においても普段は赤貧生活を強いられており、とてもサッカーに専念できる環境にはないようだ。週刊ポストは次のように報じている。
代表選手のほぼ全員が、日本の女子サッカーリーグ「なでしこリーグ」のチームに所属している。その中で「最も待遇が良い」(サッカー協会関係者)といわれる「INAC神戸」でさえ、「給料は月額で10万円前後。当然、家賃や食費もそこから捻出しなければならないので、練習に手製の弁当を持ってくる選手もいる」(球団関係者)という状況だ。「そもそも給料が出ること自体が珍しいケース」と語るのは、代表のキャプテンでW杯5大会連続出場となる澤穂希(32)だ。「昼間に練習できるだけで恵まれている。代表でも多くの選手が昼間はレジ打ちなどのバイトをして生計を立て、夜に練習しています。私は神戸に所属しているのでサッカーに専念できていますが、昔のチームでは昼に練習なんてできませんでした」昼の顔が「温泉旅館の仲居」「農家」という選手もおり、「就職先を斡旋してくれるチームに選手が集まりやすい」(サッカー協会関係者)傾向があるという。
日刊ゲンダイが報じたところによれば、米国女子リーグに移籍した鮫島が月額30万円、もっとも好条件と言われる神戸の澤*1が年俸360万程度に過ぎない。ジェフ千葉の練習が午後7時45分からなのは、昼間は選手たちがレジ打ちのバイトなどで忙しく集まれないからだという。
今回の優勝においても、現時点で予定されている優勝報酬はわずか150万円(350万円に上乗せが検討されているようだ)であり、男子の3000万円とは大きな差がある。勝利ボーナスも男子の場合は南アW杯で1勝あたり200万が支給されたが、女子はわずか10万円といわれている。
優勝報奨金として一人当たり300万ドル(約2億3700万円)を用意した米国、6万ユーロ(約672万円)を用意したドイツとは雲泥の差だ。帰りの飛行機もエコノミークラスであり、今からでも菅首相は渡独して彼女たちを政府専用機で迎えるべきかもしれない。海外ではW杯で優勝すれば、その日を祝日として祝う国もあるという。幸いにして7月18日は「海の日」でもともと祝日であるので、来年以降「なでしこの日」として、女子サッカーの待遇改善を推進する日としてはどうだろうか*2,*3。法律を変える必要はない。日本サッカー協会が自主的に制定すればそれで済む話だ。
待遇改善には継続的な努力が必要だ。勝利の余韻は時間が経てば薄まり、忘れられてしまう。そこで、毎年7月18日を「なでしこの日」として位置づけ、待遇改善が進んでいるかチェックし、それを推進するためにどうすればよいかを考える日とすることが良いだろう。待遇改善がなければ、この上ない形で盛り上がった日本女子サッカーの芽が潰えてしまうだろう。
彼女たちがその努力と成果に見合った報酬を得て、サッカーに専念できる日が来ますように。
Fans of Japan pose during the Women's World Cup semi-final match between Japan and Sweden in Frankfurt, on July 13, 2011.

Japan's midfielder Mizuho Sakaguchi controls the ball during the quarter-final match of the Women's World Cup, Germany vs. Japan, on July 9, 2011 in Wolfsburg, northern Germany. Japan won 1-0.

Japan's goalkeeper Ayumi Kaihori, during the quarter-final match of the Women's World Cup, Germany vs. Japan, on July 9, 2011 in Wolfsburg, Germany.

Japan's midfielder Homare Sawa (center) celebrates scoring the 2-1 goal with her teammates during the Women's World Cup semi-final match, Japan vs. Sweden, in Frankfurt, Germany, on July 13, 2011.

Japan's midfielder Homare Sawa (left) and USA's midfielder Carli Lloyd vie for the ball during the FIFA Women's Football World Cup final match Japan vs USA on July 17, 2011 in Frankfurt am Main, western Germany

Homare Sawa (not pictured) of Japan scores her team's second goal during the FIFA Womens's World Cup Final between the United States of America and Japan on July 17, 2011 in Frankfurt am Main, Germany.

Homare Sawa of Japan celebrates scoring the second goal during the FIFA Women's World Cup Final match between Japan and USA on July 17, 2011 in Frankfurt am Main, Germany.

Goalkeeper of the U.S. Hope Solo (right) cries after losing to Japan in a penalty shootout after their Women's World Cup final soccer match in Frankfurt, on July 17, 2011.

webのサイトから引用:
米国の競技人口が167万人に対して日本はわずか4.6万人。プロリーグが充実した米国と異なり、国内女子サッカーの冷遇は目を覆わんばかりだ。代表クラスの選手においても普段は赤貧生活を強いられており、とてもサッカーに専念できる環境にはないようだ。週刊ポストは次のように報じている。
代表選手のほぼ全員が、日本の女子サッカーリーグ「なでしこリーグ」のチームに所属している。その中で「最も待遇が良い」(サッカー協会関係者)といわれる「INAC神戸」でさえ、「給料は月額で10万円前後。当然、家賃や食費もそこから捻出しなければならないので、練習に手製の弁当を持ってくる選手もいる」(球団関係者)という状況だ。「そもそも給料が出ること自体が珍しいケース」と語るのは、代表のキャプテンでW杯5大会連続出場となる澤穂希(32)だ。「昼間に練習できるだけで恵まれている。代表でも多くの選手が昼間はレジ打ちなどのバイトをして生計を立て、夜に練習しています。私は神戸に所属しているのでサッカーに専念できていますが、昔のチームでは昼に練習なんてできませんでした」昼の顔が「温泉旅館の仲居」「農家」という選手もおり、「就職先を斡旋してくれるチームに選手が集まりやすい」(サッカー協会関係者)傾向があるという。
日刊ゲンダイが報じたところによれば、米国女子リーグに移籍した鮫島が月額30万円、もっとも好条件と言われる神戸の澤*1が年俸360万程度に過ぎない。ジェフ千葉の練習が午後7時45分からなのは、昼間は選手たちがレジ打ちのバイトなどで忙しく集まれないからだという。
今回の優勝においても、現時点で予定されている優勝報酬はわずか150万円(350万円に上乗せが検討されているようだ)であり、男子の3000万円とは大きな差がある。勝利ボーナスも男子の場合は南アW杯で1勝あたり200万が支給されたが、女子はわずか10万円といわれている。
優勝報奨金として一人当たり300万ドル(約2億3700万円)を用意した米国、6万ユーロ(約672万円)を用意したドイツとは雲泥の差だ。帰りの飛行機もエコノミークラスであり、今からでも菅首相は渡独して彼女たちを政府専用機で迎えるべきかもしれない。海外ではW杯で優勝すれば、その日を祝日として祝う国もあるという。幸いにして7月18日は「海の日」でもともと祝日であるので、来年以降「なでしこの日」として、女子サッカーの待遇改善を推進する日としてはどうだろうか*2,*3。法律を変える必要はない。日本サッカー協会が自主的に制定すればそれで済む話だ。
待遇改善には継続的な努力が必要だ。勝利の余韻は時間が経てば薄まり、忘れられてしまう。そこで、毎年7月18日を「なでしこの日」として位置づけ、待遇改善が進んでいるかチェックし、それを推進するためにどうすればよいかを考える日とすることが良いだろう。待遇改善がなければ、この上ない形で盛り上がった日本女子サッカーの芽が潰えてしまうだろう。
彼女たちがその努力と成果に見合った報酬を得て、サッカーに専念できる日が来ますように。