阿智胡地亭のShot日乗

日乗は日記。日々の生活と世間の事象記録や写真や書き物などなんでも。
  1942年生まれが東京都江戸川区から。

18年前の今日、阪神淡路大震災が起こった。

2013年01月17日 | 身辺あれこれ


下から大きく体を突き上げられ、家の中の家具が次々倒れていく中で、あぁ、いま自分は死ぬのだと思った・・。
神戸には地震はないと聞いていたのにとも思いながら。


箪笥もピアノも食器棚もテレビも全てが瞬間的に凶器になります。
もろに箪笥の下敷きになりました。冬布団のおかげで怪我はありませんでしたが夏だったら危なかったです。
寝るスペースの周辺に空間を。
 行政官庁も被害を受けていて、援助体制が動き出すのに3日間ほどかかりました。

 自宅でそのまま暮らせるのであれば、最低3日分の家族分の飲料水のペットボトルと食料、カセットコンロの準備が必要です。
水道ガス電気が止まります。トイレ用の水にたまたま落としてなかった風呂の残り湯があって助かりました。
普段は気にしていない排せつ物の処理は生きている限り食事の課題とセットでついてまわります。

●あの地震発生の瞬間以降、多くの人の人生が変わりました。
被害状況
死者:6,434名 行方不明者:3名 負傷者:43,792名
死者の内訳は、兵庫県内6,402名(99.5%)・兵庫県外(大阪府、京都府など)32名(0.5%)

負傷者のうち重傷者は県内10,494名(98.2%)・県外189名 (1.8%)
軽傷者:県内29,598名(89.4%)・県外3,511名(10.6%)
死者の県内県外の比率から見て県内の負傷者数は混乱の中、正確には数えることができなかったと推定される。

避難人数 : 30万名以上
住家被害 : 全壊104,906棟、半壊144,274棟、全半壊合計249,180棟(約46万世帯)、一部損壊390,506棟
火災被害 : 住家全焼6,148棟、全焼損(非住家・住家共)合計7,483棟、罹災世帯9,017世帯
その他被害 : 道路10,069箇所、橋梁320箇所、河川430箇所、崖崩れ378箇所
被害総額 : 約10兆円規模

阪神淡路大震災 Wikipediaより

シリーズ「1995年1月17日 神戸大震災の記録-震災の中の人々-」はこちら  

しかしこの大地震は天災であって、福島原発の過酷事故という人災ではありませんでした。

【私の阪神大震災の個人的体験】はこちら









コメント (1)
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謎の廃屋がついに撤去されました。

2013年01月17日 | 神戸あちこち
2008年5月21日に『謎の廃屋』として掲載。
⇒「阪急六甲駅から3分のバス道に面し、八幡神社の対面という一等地に建つこの廃屋。震災でつぶれもせず残っています。いずれある日更地になると思い撮影しましたが、何故このまま放置されているのかいつも不思議に思います。



それがこんな更地になって何となく寂しい。元の歯医者さんの家と家族にはどんな物語があったのだろうか?
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