阿智胡地亭のShot日乗

日乗は日記。日々の生活と世間の事象記録や写真や書き物などなんでも。
  1942年生まれが東京都江戸川区から。

東日本大震災が起こった翌々年の [ 2013年01月10日(木)の阿智胡地亭の非日乗ブログ ] 再掲載

2025年02月28日 | 東日本大震災ブログ
2013年01月10日(木)
 
不適正除染で環境副大臣が謝罪 「国の責任で対応」   河北新報
2013年01月10日木曜日

福島第1原発事故の不適正除染問題で、井上信治環境副大臣は9日、福島県楢葉町など関係自治体を訪れ、首長に謝罪した。

 井上氏は、請負業者が除染で出た放射能汚染水を適正処理しなかったとされる楢葉町の住宅を視察。いわき市の町役場出張所で松本幸英町長と会い「遺憾で申し訳ない。国の責任で適正に除染する」と述べた。

 松本町長は「環境省の分室を町内に設けて監視を強化してほしい」と求めた。

 井上氏は田村市役所も訪ね、冨塚宥〓市長に「調査結果を来週中に発表する」と語った。冨塚市長は「除染の成果次第で避難区域の学校を再開すると決めていた中、問題が発覚して残念だ」と話した。

 環境省によると、請負業者が昨年12月、楢葉町のほか、同県飯舘村で除染の汚染水を回収しなかったという。

【編注】〓は「日」偏に「景」

☆「国」と言う用語は便利な言葉でいろんな意味に使える。

今回の、この『国の責任で・・』という場合の国は具体的に言えば“環境省”になるはずだが、環境省の中央官僚は、“官邸”なり“政府”と自動的に読み替える。

メディアはこんな副大臣程度の記事でお茶を濁して誤魔化すのではなく、本当に福島県民の生命と財産をサポートするなら、環境省の官僚の親玉である、事務次官に面会し、事務次官に「遺憾で申し訳ない。国の責任で適正に除染する』言わせてはどうか。

都合の悪い時にはいつも政治家の陰に隠れているお役人様を突けない大手マスコミは、しょせん新聞紙の売り屋に過ぎないようだ。
 
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オスプレイで市民大会開催へ    NHK沖縄放送局
01月09日 20時29分

アメリカ軍の新型輸送機、オスプレイをめぐり、那覇市は、新しい政権に対しても配備の撤回を訴えていく必要があるとして、今月22日に市民大会を開くことになりました。

これは、翁長雄志市長が9日の定例会見で明らかにしたものです。この中で翁長市長は、普天間基地に配備されたオスプレイについて、「去年の県民大会で反対の意思を示したにもかかわらず配備が強行された。さらに、配備後も日米が合意した運用ルールがまったく守られていない」と述べました。

そのうえで、「新しい政権に対して、改めてオスプレイの配備撤回を求める意思を示す必要がある」と述べ、今月22日に市民大会を開くことを明らかにしました。

市民大会は、今月22日の午後6時から那覇市民会館で開かれる予定で、市では、およそ1500人の参加を目指しているということです。

また、今月27日に県内すべての市町村長が上京し、オスプレイの配備撤回を求める要請を行うことについて、翁長市長は、「要請行動の前に大会を開くことは、市民の結束を確認するという意味でも非常に意義深い」と述べました。

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M8級の巨大地震に新たな仕組み 5千年に10回発生か  東京新聞
 2013年1月10日 03時00分

 これまで想定されていなかった仕組みと場所で起きる巨大地震を、海洋研究開発機構などのチームがスーパーコンピューター上で再現し、9日付の英科学誌ネイチャーに発表した。発生頻度は低いが、マグニチュード8近い地震を5千年間に10回程度は起こす可能性があるとの試算が出た。

 新たなタイプの地震は、従来の海溝型地震などに伴って発生し、震源域を拡大させ、巨大地震となる特徴がある。東日本大震災の仕組みも、このタイプの地震だった可能性があるという。

(共同)
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福島原発4号機:燃料取り出しカバー着工 10月ごろ完成  毎日新聞
2013年01月08日 20時40分

専用カバ−の設置作業が始まった福島第1原発4号機(左)=東京電力提供
 東京電力は8日、福島第1原発4号機の使用済み核燃料プールから燃料を取り出す際に使う専用カバーの設置工事を始めた。

東電と政府が進める廃炉作業の一環で、今年10月ごろ完成予定。計画では11月に燃料の取り出しを開始する。

 4号機の原子炉建屋内にある燃料プールでは、全号機中で最多の計1533本(使用済み1331本、未使用202本)の燃料集合体が保管されている。カバーの屋根部分は地上から約53メートルの高さにあり、内部には天井クレーンや燃料交換機を備えている。

 8日は鉄骨2本を設置し、最終的に天井クレーンを支える鉄骨87本(約4000トン)と交換機を支える鉄骨18本(約210トン)を組み立てていく。

 取り出した燃料は原発敷地内の共用プール(容量6840本)に仮置きする計画。このプールには事故前から6375本の使用済み燃料が保管されており、原発敷地内に新たに保管施設を建設して、共用プール内の燃料を「乾式キャスク」と呼ばれる特殊な容器に約40〜70本入れて運び出し、4号機の燃料用にスペースを空ける。【神保圭作】
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日本の予算の問題点:透明性の低さと意思決定の断片化 田中英明
【第4回】 2013年1月9日 田中秀明 [明治大学公共政策大学院教授]

日本の予算の問題点:
透明性の低さと意思決定の断片化

第3回では、財政再建に成功した国の予算制度改革を紹介したが、成功国の予算制度と日本のそれを比べると、日本の問題点が明らかになってくる。日本の予算制度の根本的な問題は、透明性が低いことと意思決定が「断片化」していることである。

今回は日本の予算制度の問題を分析する。問題点を明らかにすることが、問題解決に不可欠であるからだ。

透明性と赤字・債務

 日本の国レベルの財政の透明性が、経済協力開発機構(OECD)のなかでも相当低いことは、日本にいるとわからないが、世界の研究者の間では周知のことである。

 透明性とは、財政政策を評価するための情報が国民に理解できるように公開されているか、政府が説明責任を果たしているかを意味する。日本と諸外国の透明性の程度を比較したのが表1である。

これは、筆者が透明性に関して特に重要な20の基準を、OECD主要国が満たしているかどうかを評価したものである。満たしている場合は「○」で1点、満たしていない場合は「×」で0点、その間は「△」で0.5点、満点は20点である。こうした透明性の基準は、他の研究でも使われており、厳密には恣意性を排除できないものの、総じて妥当と考えられる。

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イタクイタイ病を抑え込もうとしたお上は原発事故被害にも同じだ
イタイイタイ病との闘いから何を学ぶのか

放射能汚染時代を生きる今だからこそ問われるもの

 未曽有の福島原発3号機、4号機、2号機で相次いで爆発が起き、大量の放射性物質が環境中に拡散した。にも関わらず政府は「ただちに健康に影響はない」と繰り返し、マスコミも御用学者を次々と登場させての安全キャンペーンに躍起となった。

 しかし水道水や農作物、魚介類からは次々と残留放射線が検出され、人々の不安は増大。それでも政府や一部マスコミは、未だに汚染への懸念を「風評被害」だと言い張っている。これに対し、私が暮らす富山県・神通川流域のある住民はこう語った。

 「この地域の人はこんな政府の言うことを誰も信じませんよ。イタイイタイ病の時だって、国や企業は『安全だ、安全だ』と言うから、それを信じて住民は神通川の水を飲み、稲作を続けた。その結果カドミウムに汚染されたんだから」

 そうなのだ、世界を震撼させる放射能汚染が続く今こそ、長年に渡って取り組まれてきた反公害運動の歴史から何を学び、何を継承すべきかが問われている。そう思い立ち、イタイイタイ病対策協議会が本拠を置く清流会館(富山市婦中町)を訪れた。

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「様々な問題で市民のために動くと、何故か国が立ちはだかっていた。」佐藤前福島知事
古き自民党時代の回想から、知事時代の東電の内部告発~プルサーマル稼働問題ついて、そして、前代未聞の贈収賄0円での有罪判決に関してまで、約45分のインタビュー※収録は昨年12月30日

 
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~健康と個人情報保護のどちらが大切か もっと議論を
内部被曝通信 福島・浜通りから
医療ガバナンス学会 (2013年1月 7日 18:00)

南相馬市立総合病院
非常勤内科医 坪倉 正治
2013年1月7日 MRIC by 医療ガバナンス学会 発行  http://medg.jp

前回は、ガラスバッジの結果についてお話ししました。

ご存知のように、被曝には放射線を直接浴びてしまう外部被曝と、放射性物質を取り込んで起こる内部被曝があります。ガラスバッジは、一定期間身につけることにより、外部被曝量を測定する器械です。内部被曝を測定しているのがホールボディーカウンター(WBC)になります。

被曝の影響を考える際は、外部被曝と内部被曝の両方あわせて評価する必要があります。もうそろそろ震災2年になる訳ですが、実は未だに外部被曝と内部被曝を突合してトータルのリスクを評価しようとする試みは、本格的には行われていません。発表されているのはガラスバッジの結果、またはWBCの結果単独のみです。

もちろん何も分かっていない訳ではありません。

前回紹介した相馬市の結果( http://www.city.soma.fukushima.jp/0311_jishin/glass/h24/index.html )で言えば、ガラスバッジの結果から年間の追加被曝線量が1mSv/year以下が97%でした。

そして、内部被曝は子供のほとんどで検出限界以下です( http://www.city.soma.fukushima.jp/0311_jishin/kenkou_sindan.html )。

体重や年齢によって変わりますが、ざっくり言ってセシウム20000~30000Bq/bodyを常時維持して初めて、年間の追加内部被曝線量が1mSv /yearに到達します。現在の器械の検出限界が250Bq/bodyだとすると、検出限界以下という結果ならば、被曝はあったとしても年間 0.01mSv/year程度であると計算されます。

よって、この地域の多くの子供で、外部被曝と内部被曝あわせて年間追加被曝量が1mSv/yearを下回っていることが分かります。

話を戻しますが、そもそも、ガラスバッジの検査とホールボディーカウンター(WBC)の検査は誰がやっているのでしょうか?

ガラスバッジ検査をやっているのは基礎自治体(市町村)です。市町村が独自に検査するかどうかを決定しています。よって、例えば南相馬市と相馬市ではガラスバッジ検査の時期も回数も対象年齢も異なります。施行していない自治体や検査を終了した自治体もあります。

内部被曝も同様です。相馬市や南相馬市は市の検診として行っていますが、私立病院に委託している自治体、そもそもやっていない自治体、県の主導、私立病院が独自にやっている場合と様々です。頻度や対象、継続検査の有無もバラバラです。発表は言わずもがなです。

よって、外部被曝と内部被曝の値、両方を各個人ごとに評価し、トータルの被曝量を計算して地域の値を公表できるのは、ガラスバッジとWBC検査両方ともを市町村主導で行っている場合のみになってしまっています。

ため息の出る話です。実施主体が異なることによる壁、個人情報保護の壁が立ちはだかっています。

ガラスバッジ検査を行っているのは自治体ですから、私立病院でWBCが行われている場合は、内部被曝検査の情報が私立病院から自治体に提供される必要があります。当然ですが、同意なしに病院の受診結果を保健センターに渡すようなことはできません。よってこの場合、各個人に外部被曝と内部被曝の結果は、別々に通知されます。各個人が自分で足し算することは出来ますが、外部被曝と内部被曝をあわせた全員の集計はできません。

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<textarea class="iframe_tag"></textarea>手抜き除染 国も調査を開始 投稿者 tvpickup
朝日放送・キャスト 2013.1.8。手抜き除染問題について、コメンテーターの古賀茂明氏が官僚の心理などから、どうしてこういうことが起こったかを解説。また草木の除染だけでなく、核のゴミの行き場がないという根本的な問題にも言及しています。
2013年1月10日 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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池上彰の2013年「世界情勢と日本の未来を伝える」
<textarea class="iframe_tag"></textarea>池上彰の2013年「世界情勢と日本の未来を伝える」(1) 投稿者 gataro-clone <textarea class="iframe_tag"></textarea>
池上彰の2013年「世界情勢と日本の未来を伝える」(2) 投稿者 gataro-clone
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