人間を「魚雷」にした戦争 終戦67年 消せない記憶 投稿者 tvpickup報道ステーション 2012.8.16。 人間魚雷「回天」をつくった人、潜水艦の中からこの魚雷の発射を見送った人、さらにこの中に入っていく役割だった人にお話を聞いた 。ゲストの作家の高橋氏は、国家というものはさいごには国民を裏切るから信じるなと父親から言われたという。 |
朝日 8.19「東電、六ケ所村に2.7億円 経産省「寄付に近い」」 電気料金算定の基礎となる経費「原価」に組み込むことを認めなかった。 朝日新聞が入手した資料によると、東電は2011年5月末と12年5月末、1億3340万円ずつを六ケ所村に支払った。 一方、原発建設に伴う漁獲量の減少などに応じた補償については、すでに東電が各漁協に支払っている。 東電は長年、地域振興などの名目で原発立地自治体などに年間20億円程度の寄付金を出し、原価に組み入れてきた。 7月に家庭向け電気料金の値上げが決まった際、原価から寄付金は除かれた。 建設費は通常原価に入れられるが、経産省によると、値上げの際の審査でこの支出分を原価に入れることを認めなかった。 値上げを申請していないため経産省の審査を受けていない。 |
ルポ 原発作業員 ~福島原発事故・2年目の夏
NHK ETV特集 2012.8.19。福島第一原発では、事故から一年たった今も毎日3000人の作業員が事故収束作業にあたっている。 その6割が地元福島の人だ。 福島県東部の浜通りにある2つの下請け企業の協力を得て、その日々を見つめた。大手プラントメーカーの下請けとして事故前から原発の仕事を続けてきた「東北イノベーター」。 毎日12人の従業員が第一原発の仕事に向かう。事故前から20年以上、福島第一原発を中心に定期検査やメンテナンスの仕事を続けてきた。 事故後、第一原発の現場では、毎時数ミリシーベルトを超える高線量の場所が数多くあり、毎日の被ばく量も「0.3」「1.8」と“ミリシーベルト単位”だ。 そうした高い被ばくを伴う現場に夫を送り出す家族は不安な日々を送っている。原発事故後、現場には大量の作業員が必要となり、 これまで原発の仕事とは関わりの無かった人たちも原発での仕事を始めている。川内村の「渡辺重建」では、震災で仕事を失った若者たちに声をかけ、 去年7月から第一原発での仕事を始めた。みな事故前は、バスの運転手やアパレル工場、ゴルフ場など、原発とは関係の無い現場で仕事をしてきた人たちだ。 一年間で、40ミリシーベルト近くの被ばくをしており、法令の限度内とはいえ、健康への不安を感じている。 こうした下請け作業員の不安に地元福島で40年以上向き合ってきた石丸小四郎さん。被ばくによる労災 支援などを行ってきた石丸さんのもとには、 今、作業員たちから現場の実態が寄せられている。その聞き取り調査から、原発での労働実態やその問題点も明らかになってきている。 |
「原発業界、審議18委員に1.4億円寄付 オンブズ調査」 2010、11年度に計約1億4千万円の寄付を原発関連の企業・団体から受けていたことが分かった。 41の審議会で委員を務めた学識経験者222人について調べた。 その際に重要な役割を果たす審議会の委員が公平な立場ではなかった」と指摘する。 新海事務局長は「分かったのは氷山の一角にすぎない」として、さらに調査を進める意向を示した。 |
中間貯蔵候補12カ所…住民には「故郷に戻れない」宣告 貯蔵期間が最大30年間とされる同施設候補地の提示。 「被災者にとって本当に大切な部分は何も決まっていない。取り残されているような感じだ」。政府と被災地の距離はいまだ縮まらない。 町民帰還の足かせになりかねない」と強い不安を抱く。 警戒区域から避難指示解除準備区域に再編されたばかり。 |
ヤメ検の弁護士 落合洋司さんのブログから引用。 その手に乗ってしまうことで、乗ってしまったほうの立場がますます悪くなってしまう(正しい主張をしていても)ということになりかねない危険性があります。 これで懲りてやめるような人達でもないので、今後の対応、上陸阻止、ということを考えなければならないでしょう。 こういった派手なパフォーマンスに訴えるということのないよう、中国政府を通じて抑止させるということも、地道に続ける必要があると思います。 |
ほぼ日刊イトイ新聞 今日のダーリン 2012/8/16から引用。 さっき、「ほぼ日」でもおなじみの池谷裕二さんの 『脳には妙なクセがある』を読み終えました。 たのしい科学エッセイのようでもあるし、 流行の「行動経済学」にも通じるところがあります。 そして、なによりも哲学書として愉快なのです。 本の帯に「まえがき」からの抜粋があります。 <私のアウトリーチ(社会に有意義に還元する)活動の テーマは、脳科学の視点から見て 「よりよく生きるとは何か」を考えることです。 楽しく、ごきげんに生きる・・この目標を達成するために 脳科学の成果が活きるのなら、著者として、 そして脳科学者として、このうえなく幸せです。> ぼくは脳科学者ではないけれど、 「おれも、おれもそうです!」と言いたくなりました。 「よりよく生きる(楽しく、ごきげんに生きる)」が、 どうしたら実現するのか。 どういうことが、それの障害になってしまうのか。 そういうことを考えるのが、ぼくのやりたいことです。 なにをどうやって実現するのかわかりませんが、 じぶんのやりたい仕事は、そういうことだと思ってます。 世の中にはいろんな人がいて、いろんな意見があります。 右から見ても左から見ても、上から見ても下から見ても、 ほんとうに煎じ詰めて言えば、 「よりよく生きる」が目標だと思うんですよね。 名前とか分類とか立場とか党派とか、 どうだってかまわないんです。 より多くの人が「よりよく生きる」ことができればね。 そんなふうに思っているぼくの思いと、 池谷さんの「まえがき」が、すっと重なったのでした。 「よりよく生きる」にも好みがあるのでしょうが、 ぼくも「楽しく、ごきげんに生きる」が好きです。 しかし、それをするには、自分自身の考えも含めて、 「じゃま」が多すぎるんですよね。 でも、この池谷さんの本で、 「じゃま」のいくつかが消すことができそうです。 いやぁ、とても実際的な哲学書だったなぁ。 |
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