川越しをする宮川で、御柱を入れる位置を相談する大総代ら
諏訪大社上社の御柱祭で最も太い「本宮一」の柱を引く豊田・四賀地区(諏訪市)は5日、山出し曳行(えいこう)路を下見した。大総代や氏子ら約50人が約12キロをバスで巡り、茅野市玉川の「穴山の大曲」や同市宮川の木落(おと)し公園、川越しをする宮川などの要所では歩いた。道幅や障害物を確認し、注意点を指摘し合った。
難所の穴山の大曲では、円滑に曲がる方法を検討。「内回りにならないよう綱の係がしっかり指示を出そう」などと話し合った。宮川では、土手の石などに引っ掛けずに御柱を入れられる地点を探した。道路の両側に住宅の軒と電信柱がせり出し、2010年の前回は通過に30分ほどかかった場所では、氏子らは腕を組みながら、短時間で通り抜ける方法を考えていた。
曳行長兼元綱責任者の宮下信市さん(66)=豊田=は「前回(前宮一)と比べて引く柱が太いので、さらに注意が必要な所もあった。話し合ったことを練習に生かし、きれいに曳行できるよう努めたい」と話していた。
(2016年3月 8日掲載)
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