阿智胡地亭のShot日乗

日乗は日記。日々の生活と世間の事象記録や写真や書き物などなんでも。
  1942年生まれが東京都江戸川区から。

「物語は人生を救うのか」という本は変わった本だが「人に罪悪感を抱かせるシステムからはすぐ逃げろ」とかあって読みどころ満載だ。

2019年08月14日 | 乱読は楽しい
 
この本の内容

人生はままならないもの。それを引き受けるには人は弱い生きものだ。困難を乗り越えるためには物語が必要だ。それは私たちを救ってくれるのだろうか?

世界を解釈し理解するためにストーリーがあった方が、人は幸福だったり、生きやすかったりします。実話とは?そして虚構とは?偶然と必然って?私たちの周りにあふれているストーリーとは何でしょう?

この本の目次

第1章 人間は派手なできごとが好き?
第2章 それ、ほんとの話?
第3章 僕たちの人生に必然性はあるのか?
第4章 人生に本筋はあるのか
第5章 自分の動機を自分は知らない
第6章 ライフストーリーの構築戦略
補説 物語とストーリー、そして表現の責任

著者   

千野 帽子

チノ ボウシ

パリ第4大学博士課程修了。文筆家。公開句会「東京マッハ」司会。著書に『人はなぜ物語を求めるのか』(ちくまプリマー新書)、『読まず嫌い。』(角川書店)、『文藝ガーリッシュ』『世界小娘文學全集』(河出書房新社)、『俳句いきなり入門』(NHK出版新書)など。編書に『富士山』『夏休み』『オリンピック』(角川文庫)がある。

 


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