三位一体節後第18日曜日にきくのは、カンタータ「神のみにわが心を捧げん」(BWV169)です。同日曜日のためのカンタータは、この「神のみに」と「主キリスト、神の独り子」(BWV96)が伝承されているのみ。ブログをはじめてから同日曜日は15回まわってきたので(15回中3回はカンタータを回避)、ほんらいなら手持ちのCDも手薄になってくるはずです。ところが、「神のみに」はカウンターテナー歌手、アルト歌手の人気のレパートリーで、手持ちのCDも多数。したがって、16回目の同日曜日にきくのも「神のみに」です。選んだCDは、イェスティン・デイヴィス(カウンターテナー)、ジョナサン・コーエン(指揮とチェンバロ)、そしてアルカンジェロによる録音(2020年)です。
CD : CDA68375(hyperion)