三位一体節後第24日曜日にきくのは、フリッツ・ヴェルナーたちによる「ああいかにはかなき、ああいかに空しき」(ERATO 2564 61402-2)です。このBWV26は、1724年11月19日に初演された、いわゆるコラール・カンタータ(全6曲)。ミヒャエル・フランクの同名詩(全13節)の第1節が第1曲、第13節が第6曲の歌詞にあてられています。ヴェルナーたちの録音は1961年。録音にはヴェルナーの指揮のもと、プフォルツハイム室内管弦楽団、ハイルブロン・ハインリヒ・シュッツ合唱団、そして独唱者4人が参加しています。