今日きくのは昨日に続き、キャサリン・マッキントッシュ(ヴァイオリン)とマギー・コール(チェンバロ)の「Complete Violin & Harpsichord Sonatas」。このアルバムから、ホ短調のヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ(BWV1023)を楽しみます。このソナタは1720年から1739年ごろの筆写譜(ヨーハン・ゴットフリート・グルンディヒ)のみで伝承されており、ほかのヴァイオリン・ソナタとくらべると、やや異種な感じがしますが、それでもおもしろい音楽であることはたしかです。マッキントッシュとコールの録音は1995年および1996年。演奏には2人のほか、ジェニファー・ワード・クラーク(チェロ)がくわわっています。
CD : CHAN 0603(Chandos Records)