今日は三位一体節後第3日曜日にあたるのですが、きくのは昨日にあたる洗礼者ヨハネの祝日(6月24日)のための「われらが主キリスト、ヨルダンの川に来たり」(1724年に初演)です。はじめは大量の録音のある、三位一体節後第3日曜日用の「わがうちに憂いは満ちぬ」をきこうと思ったのですが、手近にあった洗礼者ヨハネの祝日用に変更しました。ここできくのはフリッツ・ヴェルナーたちによる1966年の録音(ERATO 2564 61401-2)。管弦楽と合唱はプフォルツハイム室内管弦楽団とハイルブロン・ハインリヒ・シュッツ合唱団で、独唱者はバーバラ・シェーラー、ゲオルグ・イェルデン、ヤーコプ・シュテンプフリです。なお、この全7曲からなるカンタータの台本は、マルティン・ルターの同名コラール(第1曲と第7曲は第1節と第7節、第3曲には第3節から引用)にもとづいており、いわゆるコラール・カンタータということになります。