今日もきくのは、レオ・ファン・ドーセラールとエルヴィン・ヴィールシンハによる「Johann Sebastian Bach a new angle」。これから楽しむのは「イタリア協奏曲」(BWV971)で、ヴィールシンハの演奏(2019年録音)です。使用楽器はフローニンゲン(オランダ)のマルティニ教会のオルガンですが、昨日までのシュニットガー・オルガン(1691/92年に再建・拡張)とはちがい、小型のル・ピカール・オルガン(1744年)です。なお、CDには「フーガの技法」から3曲のコントラプンクトゥスなども収録。ここでは未聴ですが、ル・ピカール・オルガンによるドーセラールのシャコンヌは、静謐な美しさがありききものです。
CD : MDG 906 2137-6(MDG)