降誕節第2日にきくのは、ジョン・エリオット・ガーディナーたちによる「キリストをわれらさやけく頌め讃うべし」です。このBWV121は、1724年12月26日に初演されたコラール・カンタータ(全6曲中、第1曲と第2曲の歌詞はマルティン・ルターの同名コラールにもとづく)。同第1日の「キリストの徒よ、この日を彫り刻め」のような華やかさはなく、第4曲のアリアをのぞけば、謹厳な音楽が続きます。管弦楽と合唱(と独唱)は、イングリッシュ・バロック・ソロイスツとモンテヴェルディ合唱団。録音は1998年です。
CD : 463 589-2(ARCHIV PRODUKTION)