先週後半からきいている、ファビオ・ビオンディとリナルド・アレッサンドリーニによる、オブリガート・チェンバロとヴァイオリンのためのソナタ。今週前半も第4番(BWV1017)から順に、続けてきいていきます。この曲は悲嘆の表現が強調されることがおおいのですが、ビオンディの艶やかなヴァイオリンできくと、またひと味ちがう美しさを楽しむことができますね。そのビオンディの楽器は、ニコラ・リュポ(ドメニコ・モンタニャーナによる)のヴァイオリン、アレッサンドリーニの楽器は、ケース・ボム(ドゥルケンによる)のチェンバロ。録音はもう四半世紀まえとなる、1995年です。
CD : OPS 30-127/128(OPUS 111)