昨日からきいている、崎川晶子の「バッハ ― 音のあはひ」。今日きくのは収録順どおり、ラウテンヴェルク組曲(BWV996)です。この組曲はふつうリュートで演奏されますが、伝承された筆写譜に「ラウテンヴェルクで」(リュート・チェンバロ)とあることもあって、リュート・チェンバロあるいはチェンバロで演奏されることも多くなっています。崎川の弾くのはざんねんながらリュート・チェンバロではなくチェンバロ。使用楽器は、アンソニー・サイデイの1996年製(アンドレアス・ルッカース[1636年製造]/アンリ・エムシュ[1763年拡張]による)です。
CD : ALCD-1219(ALM RECORDS)