三位一体節後第22日曜日にきくのは、クリストフ・コワン指揮、ライプツィヒ・コンチェルト・ヴォカーレ、アンサンブル・バロック・ド・リモージュによる「備えて怠るな、わが霊よ」(BWV115)です。このカンタータの初演は1724年11月5日。全6曲中、第1曲と第6曲は、ヨーハン・ブルカルト・フライシュタインの全10節からなる同名コラールの第1節と第10節を歌詞としており、いわゆるコラール・カンタータということになります。コワンたちの録音は1993年。独唱者はバルバラ・シュリック、アンドレアス・ショル、クリストフ・プレガルディエン、ゴットホルト・シュヴァルツ(前任のトマス・カントール)と名歌手が参加しており、シュヴァルツはライプツィヒ・コンチェルト・ヴォカーレの合唱指揮もおこなっています。
CD : E 8530(Astrée)