今日のバッハは、一昨日からきいている天野乃里子と山縣さゆりの「ヴァイオリンとチェンバロのための6曲のソナタ」から、ソナタ第3番。これまできいた短調2曲とくらべると、こちらのホ長調のソナタは伸びやかで清々しい美しさがあります。第3楽章のアダージョ・マ・ノン・タントのみは短調に転じますが、悲壮感とか暗さはなく、甘美さが優勢です。楽器はチェンバロがアンソニー・サイデイ製(1998年)、ヴァイオリンがヤコブ・シュタイナー製(1669年ごろ)。録音は2019年です。
CD : KKC-6407/8(La Compagnie Baroque)