今週きいてきたのは、曽根麻矢子の「ヨハン・セバスティアン・バッハ:フランス組曲」。収録された6曲の組曲は、浜離宮朝日ホールでのバッハ連続演奏会と並行しておこなわれたため、2003年および2004年に分散されて録音されました。これから楽しむ第6番(BWV817)は、第5番と同じく、2003年の10月30と31日に録音されています。使用楽器はデイヴィッド・レイの1970年製のチェンバロ(ニコラ・デュモンの1707年製にもとづく)です。なお、曽根には同じ楽器をもちいた2000年録音のフランス組曲もあり、それらも機会があれば紹介してみようと思います。
CD : AVCL-25510-1(avex-CLASSICS)