ペーター・ダイクストラたちによる「クリスマス・オラトリオ」(BWV248)。これを降誕節の連作カンタータとしてみて(きいて)きましたが、それも今日で最後となります。これからきく「主よ、勝ち誇れる敵どもの息まくとき」(BWV248/6)は、顕現節(1月6日)のためのカンタータ。最後を飾るにふさわしくオーケストラの編成も大きく、勇壮なランペットがもどってきます。ただし、第1部から第3部までは編成されていたフルートはなし。フルート奏者は、降誕節第1日から第3日までしか調達できなかった、ということなのかもしれません。
DVD : 403571-900502(BR Klassik)