毎日バッハをきいていこう!

一日一バッハ




先週末からきいている、レア・フルーツ・カウンシルの「BACH TRIO SONATAS」(2000年4月録音)。これからきくのは、ヴァイオリン、ヴィオラ、通奏低音(チェロ、チェンバロ、オルガン)のためトリオ・ソナタで、ト短調のガンバ・ソナタ(BWV1029)をイ短調に移調して編曲したものです。このブログでは、同じような趣旨のヒレ・パールたちの演奏(記事は「ソナタ ト短調」)も紹介していますが、マンフレート・クレーマーたちのはそれとくらべるとずいぶんモダンで角ばった印象があります。

CD : E 8804(Astrée)

E 8804

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レア・フルーツ・カウンシルの「BACH TRIO SONATAS」、これからきくのはオリジナルな室内楽のトリオ・ソナタで、2つのヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ。といっても、このBWV1037の作曲者はヨーハン・ゴットリープ・ゴルトベルクとみなされているようで、バッハ作ではないようです。レア・フルーツ・カウンシルの演奏は、ここではおとなしめですが、第4楽章の突進はいかにもらしい感じ。なお、通奏低音の編成はチェロとチェンバロです。

CD : E 8804(Astrée)

E 8804

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先週末からききはじめた、レア・フルーツ・カウンシルの「BACH TRIO SONATAS」。収録されたトリオ・ソナタはほとんどが編曲で、今日きくト短調のソナタは、有名なロ短調のフルート・ソナタを、2つのヴァイオリンと通奏低音(チェロとチェンバロ)のために編曲したものです。レア・フルーツ・カウンシルの演奏はここでも先鋭的で、第1楽章も6分16秒とハイスピード(楽器をフルートからヴァイオリンにしたこともあるでしょうが)。なお、第2楽章はソロ・ソナタ編成となっています。

CD : E 8804(Astrée)

E 8804

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今朝はちょっと冷え込みましたが、上空にはきれいな青空がひろがっています。天気予報によると、この好天は長続きせず、夕方から明日にかけては雨が降るもよう。明日は一日中雨ということで、最低気温は今日より4度ほど高くなるようですが、ずっと雨はありがたくないですね。

さて、これからきくのは、ジョン・エリオット・ガーディナーたちによる「いと尊きわがイエスは見失われぬ」(1724年1月9日初演)。このBWV154は顕現節後第1日曜日のためのカンタータで、降誕節明けということもあってか、弦と通奏低音のほかは2本のオーボエ・ダモーレというつつましい編成です。

CD : SDG 174(SDG)

SDG 174

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昨日、スーパーに買い物にいくと、バレンタインの飾りつけがはじまっていました。お正月気分が完全に抜けきらないうちに、節分の恵方巻の予約や、バレンタインやら、スーパーでは早くも2月商戦に突入しているみたいです。さて、今日からきいていくのは、お正月気分もきれいさっぱりふっとぶ「BACH TRIO SONATAS」。このCDはヴァイオリン奏者マンフレート・クレーマーとレア・フルーツ・カウンシルによる、バッハのトリオ・ソナタ集です。これからきくのはニ短調のソナタで、このBWV527はオルガンのためのトリオ・ソナタですが、ここでは2つのヴァイオリンと通奏低音(チェロ、チェンバロ、オルガン)のためのソナタとして演奏しています。

CD : E 8804(Astrée)

E 8804

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昨年末から収録順にきいてきたエドガー・パワー・ビッグスの「The Great Preludes and Fugues」も、これからきくト短調のファンタジーとフーガ(BWV542)で最後となります。パワー・ビッグスの演奏は、明澄なレジストレーションが特長で、壮大というより、秀麗ということばがあっているように感じます。CBSでの録音というのも、そうした傾向を助長しているかもしれません。録音は1971年、楽器はハーバード大学ブッシュ・ライジンガー美術館のフレントロップ社オルガンです。

CD : MK 42648(CBS RECORDS)

MK 42648

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エドガー・パワー・ビッグスの「The Great Preludes and Fugues」。この2巻からなるCDを、昨年末から収録順にきいています。これからきくのは、第2巻におさめられたニ長調のプレリュードとフーガ(BWV532)で、これは「おそらくヴァイマル時代初期の作品で、若きバッハの代表作のひとつ」(『バッハ事典』)。録音は1969年です。

CD : MK 42648(CBS RECORDS)

MK 42648

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エドガー・パワー・ビッグスの2巻からなる「The Great Preludes and Fugues」。これは1964年から1971年にかけての、プレリュードとフーガの録音を集めたCDで、すでに第1巻はききおえ、いまは第2巻をきいているところです。今日きくのは、イ短調のプレリュードとフーガ(録音は1964年)。このBWV543は、昨日きいたBWV545と同じく、旧稿をライプツィヒ時代に改稿して成立した作品です。

CD : MK 42648(CBS RECORDS)

MK 42648

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レギュラーできいている、エドガー・パワー・ビッグスの「The Great Preludes and Fugues」、これからきくのは2巻に収録されたハ長調のプレリュードとフーガです。このBWV545は、ヴァイマール時代の旧稿(BWV545a)をライプツィヒ時代に改稿したもので、明るく、しかも風格ある作品。パワー・ビッグスの楽器はこれまでどおり、ハーバード大学ブッシュ・ライジンガー美術館のフレントロップ社オルガン。録音は1971年です。

CD : MK 42648(CBS RECORDS)

MK 42648

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昨年末からきいている、エドガー・パワー・ビッグスの「The Great Preludes and Fugues」。2巻からなるCDですが、第1巻はききおえ、いまは第2巻を収録順にきいているところです。今日きくのは、1967年録音の、ハ短調のプレリュードとフーガ。このBWV549は「メラー手稿譜集」におさめられた初期の作品です。なお、第2巻のオルガンは、すべてハーバード大学ブッシュ・ライジンガー美術館の楽器(フレントロップ社製)です。

CD : MK 42648(CBS RECORDS)

MK 42648

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ペーター・ダイクストラたちによる「クリスマス・オラトリオ」(BWV248)。これを降誕節の連作カンタータとしてみて(きいて)きましたが、それも今日で最後となります。これからきく「主よ、勝ち誇れる敵どもの息まくとき」(BWV248/6)は、顕現節(1月6日)のためのカンタータ。最後を飾るにふさわしくオーケストラの編成も大きく、勇壮なランペットがもどってきます。ただし、第1部から第3部までは編成されていたフルートはなし。フルート奏者は、降誕節第1日から第3日までしか調達できなかった、ということなのかもしれません。

DVD : 403571-900502(BR Klassik)

900502

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エドガー・パワー・ビッグスの2巻からなる「The Great Preludes and Fugues」。昨年末からの第1巻はききおえたので、今日からは第2巻を収録順にきいていきます。で、これからきくのは、1964年録音の変ホ長調のプレリュードとフーガ。このBWV552は「クラヴィーア練習曲集 第3部」の最初(プレリュード)と最後(フーガ)をあわせたものです。パワー・ビッグスが演奏しているのは、ハーバード大学ブッシュ・ライジンガー美術館のフレントロップ社オルガン。

CD : MK 42648(CBS RECORDS)

MK 42648

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エドガー・パワー・ビッグスの2巻からなる「The Great Preludes and Fugues」。古いものは45年ほどまえの録音もふくまれており、これを第1巻から収録順にきいていています。今日きくのは、第1巻の最後に収録された、1970年録音のハ長調のプレリュードとフーガ(BWV547)。オルガンは、昨日と同じく、ライプツィヒ、トーマス教会のアレクサンダー・シュッケ社(ポツダム)製です。

CD : MK 42647(CBS RECORDS)

MK 42647

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昨年末からきいている、エドガー・パワー・ビッグスの2巻からなる「The Great Preludes and Fugues」。第1巻から収録順にきいていて、これからきくのは第1巻のト長調のプレリュードとフーガ(BWV541)です。オルガンは、これまでのフレントロップ社製とはちがい、トーマス教会のアレクサンダー・シュッケ社(ポツダム)製。1970年の録音です。

CD : MK 42647(CBS RECORDS)

MK 42647

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これからきく「栄光あれと、神よ、汝に歌わん」(BWV248/5)は、新年後の日曜日のためのカンタータで、「クリスマス・オラトリオ」の第5部にあたります。新年後の日曜日は、今年でいうと1月6日なのですが、この日は顕現節。そのため、まえだおしして今日きくことにしました。このカンタータのオーケストラは、弦と通奏低音のほかは2部のオーボエ・ダモーレのみで、「クリスマス・オラトリオ」のなかでは最小編成です。

DVD : 403571-900502(BR Klassik)

900502

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