今週ののこり、そして来週きいていくのは、イギリスのチェンバロ奏者、ソフィー・イェーツのアルバム。「J.S.Bach Transcriptions for solo harpsichord of Concerti by Vivaldi and the Marcello brothers」(1996年録音)と題されたアルバムには、その題名どおり、ヴィヴァルディやマルチェッロの協奏曲を、バッハがクラヴィーア独奏用に編曲した協奏曲が収録されています。これからきくのは、ヴィヴァルディの作品3の第9番を原曲とする協奏曲(BWV972)。使用楽器は、ジャン・クロード・グージョン(1748年)によるアンドルー・ガーリック製作(1996年)のチェンバロです。
CD : CHAN 0796(Chandos Records)