毎日バッハをきいていこう!

一日一バッハ




今週きいているのは、ソフィー・イェーツのアルバム「J.S.Bach Transcriptions for solo harpsichord of Concerti by Vivaldi and the Marcello brothers」。アルバムに収録されているのは、その表題どおりバッハがクラヴィーア独奏用に編曲した協奏曲ばかりで、原曲はヴィヴァルディやマルチェッロ兄弟の協奏曲です。これから楽しむハ長調の協奏曲(BWV976)は、ヴィヴァルディの作品3第12番(ホ長調)をもとに編曲されています。

CD : CHAN 0796(Chandos Records)

CHAN 0796

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今週(そして来週)のバッハは、ソフィー・イェーツによるクラヴィーア独奏用協奏曲。イェーツが1996年に録音されたアルバムから、収録順(番号順)に楽しんでいます。これからきくBWV975の原曲は、ふたたびヴィヴァルディにもどり、作品4(「ラ・ストラヴァガンツァ」)の第6番のヴァイオリン協奏曲。バッハは編曲にあたって、原曲のイ短調からト短調に移調しています。

CD : CHAN 0796(Chandos Records)

CHAN 0796

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ソフィー・イェーツのチェンバロで楽しんでいるクラヴィーア独奏用の協奏曲。これからきくのは、アレッサンドロ・マルチェッロのオーボエ協奏曲を原曲とするBWV974です。原曲の第2楽章(アダージョ)は、映画「ベニスの愛」にもちいられたことで有名で、頻繁に録音、演奏される佳品。イェーツの録音は1996年、チェンバロはジャン・クロード・グージョン(1748年)によるアンドルー・ガーリック製(1996年)です。

CD : CHAN 0796(Chandos Records)

CHAN 0796

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これからきくのは、スイスの若いピアノ奏者(1985年生)、ベアトリス・ベルートによるバッハの小品。いわゆる「バッハのシチリアーノ」は、バッハの変ホ長調のフルート・ソナタ(偽作説も)の有名なそれで、「Lux aeterna」(Aparte Music AP100)と題されたアルバムに収録されています。「Lux aeterna」だけだと、リゲティ・ジェルジュのそれか、ラテン語宗教曲が収録されているのか、と、そんなところを想像してしまいますが、副題には「Vision of Bach」と。じっさい、アルバムにはピアノ編曲によるバッハが並んでおり、それらはまたの機会にでもきくことにします。なお、ベルートの「バッハのシチリアーノ」は、Youtubeでも視聴できたかと思います。

AP100

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昨日から楽しんでいる、イギリスのチェンバロ奏者、ソフィー・イェーツによるクラヴィーア独奏用の協奏曲。今日これからきくのは、ヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲(作品7第8番)を原曲とする協奏曲です。このBWV973は原曲と同じト長調で、第2楽章ではホ短調に転じます。この楽章が哀調をおびた美しい曲。いかにもヴィヴァルディ的な、ちょっとけだるい感じの美しいラルゴです。

CD : CHAN 0796(Chandos Records)

CHAN 0796

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今週ののこり、そして来週きいていくのは、イギリスのチェンバロ奏者、ソフィー・イェーツのアルバム。「J.S.Bach Transcriptions for solo harpsichord of Concerti by Vivaldi and the Marcello brothers」(1996年録音)と題されたアルバムには、その題名どおり、ヴィヴァルディやマルチェッロの協奏曲を、バッハがクラヴィーア独奏用に編曲した協奏曲が収録されています。これからきくのは、ヴィヴァルディの作品3の第9番を原曲とする協奏曲(BWV972)。使用楽器は、ジャン・クロード・グージョン(1748年)によるアンドルー・ガーリック製作(1996年)のチェンバロです。

CD : CHAN 0796(Chandos Records)

CHAN 0796

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これからきくのは、ピエール・カオたちによる「主を頌めまつれ、もろもろの異邦人よ」。先週きいていたカオたちのアルバムは、BWV225からBWV230のモテットを収録したもので、先週はこれを順番にきいていました。そのさいききのこしたBWV230は、4声合唱のためのモテット。これまできいたほかのモテットとちがい、単一楽章の構成となっています。なお、このBWV230、バッハの真作かどうかについて疑義が呈されているようです。

CD : AMB 9917(Ambroisie)

AMB 9917

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復活節前第8日曜日にきくのは、鈴木雅明とバッハ・コレギウム・ジャパンによる「主よ、われらを汝の御言葉のもとに留めたまえ」です。このBWV126は、1725年2月4日に初演された、いわゆるコラール・カンタータ。第1曲、第3曲、第6曲が、マルティン・ルターのコラールとその付加節を歌詞としています。独唱は、ロビン・ブレイズ、ゲルト・テュルク、ペーター・コーイで、合唱はパート3人で歌われます。録音は2005年。

CD : BIS-SACD-1551(BIS Records)

BIS-SACD-1551

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今週のバッハは、ピエール・カオたちによるモテット。2002年に録音されたアルバムから、収録順(番号順)にきいおり、これからきくのは「来ませ、イエスよ、来ませ」です。このBWV229は、二部からなる二重合唱のためのモテットで、用途はヨーハン・シェレ(元トーマスカントル)未亡人の追悼用と推測されています。カオたちの録音は、いずれのモテットでも奇をてらうようなところはなく、BWV229も繊細で美しい歌唱です。

CD : AMB 9917(Ambroisie)

AMB 9917

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これからきくのは、ピエール・カオたちによるモテット集から「恐るるなかれ、われ汝とともにあり」。このBWV228は、二重合唱のためのモテット(用途は追悼用と推測)で、二つの部分からなっています。合唱はこれまでと同じく、アルシス(アルシス・ブルゴーニュ)です。

CD : AMB 9917(Ambroisie)

AMB 9917

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今週のバッハは、ピエール・カオ指揮、アルシス(合唱)とレ・バス・レユニ(通奏低音)によるモテット。アルバムには6曲のモテットが番号順に収録されており、それを順番どおりにきいています。今朝きくのは「イエスよ、わが喜び」ですが、このBWV227はこれまでの2曲とちがい二重合唱用ではなく、5声合唱のためのモテット。カオの指揮は全体としてはゆっくりめで、しっとり、美しくきかせています。それからすると、第9曲の「いざさらば、世の選びとりし生きざまよ」(杉山好訳)は、ほかのコラールにくらべると意外にもあっさりしたテンポです。

CD : AMB 9917(Ambroisie)

AMB 9917

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昨日からききはじめた、ピエール・カオたちによるバッハのモテット。指揮者のカオは、1937年生まれのルクセンブルクの指揮者・作曲家で、とくにバッハの専門家というわけではありませんが、ロ短調ミサ曲の映像をYouTube(Mezzo TVの映像ゆえ現在は削除されているかもしれません)でみることができました。今日きくのは、「み霊はわれらの弱きを助けたもう」で、このBWV226は、昨日と同じく二重合唱のためのモテット。合唱はアルシス(アルシス・ブルゴーニュ)です。

CD : AMB 9917(Ambroisie)

AMB 9917

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今週きいていくのは、ピエール・カオたちによるモテット。カオの指揮のもと、アルシスという合唱団、そして通奏低音のレ・バス・レユニが録音(2002年)したアルバムには、バッハのモテット、BWV225からBWV230までを番号順に収録。これをその順番できくことにしています。今日きくのはBWV225で、これは二重合唱のためのモテット。アルシスの編成は、ソプラノが4人のほかは各声部3人という編成で、総勢26人の合唱ということになります。

CD : AMB 9917(Ambroisie)

AMB 9917

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2月2日はマリアの潔めの祝日。ということで、今日きくのはこの日のためのカンタータ「われは満ち足れリ」です。このBWV82、ふつうはオーボエをともなうバス独唱稿できかれますが、アルト独唱稿などの異稿もあり、今回はフルートをともなうソプラノ独唱稿をきくことにしました。歌手、演奏者は、ソプラノがナンシー・アージェンタ、フルートがはリサ・ベズノシウク、そしてモニカ・ハゲットとアンサンブル・ソヌリーで、録音は1993年。バス独唱版にくらべると、オブリガート楽器がフルートになったこともあって、軽快さがましています。

CD : 7 2435 45038 2 5(Virgin classics)

7 2435 45038 2 5

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復活節前第9日曜日にきくのは、ジョン・エリオット・ガーディナーたちによる「おのがものを取りて、行け」(BWV144)です。このカンタータは、1724年2月6日にライプツヒで初演、「この時期の作としては、異例なほど簡素なもの」(『バッハ事典』)で、合唱、アリア(アルト)、コラール、レチタティーヴォ(テノール)、アリア(ソプラノ)、コラールという構成。なお、その「異例なほど簡素」さゆえに、「偽作説も唱えられている」(『同』)とのことです。

CD : SDG 153(SDG)

SDG 153

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