これから楽しむのは、ピエール・アンタイによる「イタリア協奏曲」。音源は、「イタリア協奏曲」や「イギリス組曲」の第2番、第6番などを収録したアルバム(2014年録音)で、このブログでは同アルバムからすでに「イギリス組曲」をきいています。アンタイは、1964生まれのフランスのチェンバロ奏者、指揮者。アーサー・ハース、グスタフ・レオンハルトにチェンバロを学び、独奏だけでなく、多くのオーケストラで通奏低音も弾いています。バッハの録音では、独奏の「ゴルトベルク変奏曲」をはじめ、指揮者としての「管弦楽組曲」などをのこしています。なお、録音での使用チェンバロは、ミヒャエル・ミートケ(1702年製)によるウィリアム・ダウド(1984年製)/ブルース・ケネディ(1994年製)です。
CD : MIR 251(MIRARE)