毎日バッハをきいていこう!

一日一バッハ




昨日きいたラルス・フォークトによる「ゴルトベルク変奏曲」に続き、今日も借りものの音源でバッハを楽しみます。今日きくのは、セドリク・ペシャによる「フーガの技法」(æon AECD 1333)。ペシャは、1976年生まれのフランスとスイス(二重国籍)のピアノ奏者で、はじめてきく演奏家です。これまでの録音では、ベートーヴェン、シューベルト、シューマン、メシアン、ケージといった作曲家をとりあげています。また、フォークトとはちがい、いわゆる古楽のレパートリーやバッハにも興味があるようで、「ゴルトベルク変奏曲」の録音もあります。ところで、この「フーガの技法」を借りて、解説書をパラパラとみていたとき、「Unequal temperament setting」(不等分平均律)とあるのには、ちょっとびっくりさせられました。その効果のほどはまだ音をだしてないのでわかりませんが、これはなかなか楽しめそう。なお、使用楽器は1901年製のスタインウェイ(ニューヨーク、D 101820)です。

AECD 1333

コメント ( 4 )



   次ページ »