これから視聴するのは、スティーヴン・クレバリーたちによる「マタイ受難曲」(BWV244)。管弦楽はブランデンブルク・コンソート、合唱はキングス・カレッジ合唱団(少年と成人男性で編成)、ソプラノ・イン・リピエーノはジーザス・カレッジ合唱団(少年)という布陣です。6人の独唱者は、エマ・カークビーをはじめ、イギリスのすぐれた歌手たちで、福音史家役とイエス役はそれのみ歌い、レチタティーヴォとアリアは独唱者4名ですべてをまかなっています。1994年、ケンブリッジのキングス・カレッジ礼拝堂で収録されたものですが、残念ながら画質はあまりよくありません。ちなみに、エンドクレジットにはトン・コープマン夫人のティニ・マトーの名がみえます。サウンド・プロデューサーとして、この映像作品に参加しているようです。
DVD : 99929(BRILLIANT CLASSICS)