毎日バッハをきいていこう!

一日一バッハ




今日からきいていくのは、アンドルー・マンゼとラ・ストラヴァガンツァ・ケルンによる4曲の管弦楽組曲。ラ・ストラヴァガンツァ・ケルンは、1988年に結成されたアンサンブル。ケルン本拠のアンサンブルといっても参加メンバーはいろいろなようで、1990年から音楽監督としてイギリスのヴァイオリン奏者のマンゼを招いており、この録音ではイタリアのオーボエ奏者、アルフレード・ベルナルディーニも参加しています。CDの録音は1994年ということなので、四半世紀まえの録音ということになり、マンゼ(1965年生)たちもまだまだ若手でした。今日きくのはまず第1番(BWV1066)。ここできく音源はBRILLIANT CLASSICSから発売されたCDですが、原盤はDENON(アリアーレ)から発売された、COCO-78965~6です。

CD : 92721(BRILLIANT CLASSICS)

92721

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先週後半から楽しんできた、鈴木雅明によるイギリス組曲集(2016年録音)。アルバムの収録順どおり番号順にきいてきて、これからきくのは最後の第6番(BWV811)です。ほの暗い情趣をたたえたプレリュードに導かれるのは、アルマンド、クーラント、サラバンド(とドゥーブル)、ジーグの4舞曲に、当世風舞曲のガヴォット(ジーグのまえに挿入)。いっそう自在感をましたように思える鈴木の演奏は、かわいらしいガヴォットから、哀切なサラバンドまでじつに楽しめます。使用チェンバロは、ウィレム・クレースベルヘンの1982年製(ルッカースにもとづく)です。

CD : BIS-2281(BIS Records)

BIS-2281

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これからきくのはイギリス組曲の第5番(BWV810)。プレリュードは、跳ねるというより、弾きだされるようにはじまる主題に導かれたひきしまった音楽。これに続く舞曲は、アルマンド、クーラント、サラバンド、パスピエ、ジーグで、半音階主題のジーグではプレリュードのきびしい雰囲気が回帰されます。演奏はこれまでどおり鈴木雅明。使用楽器は、ルッカースにもとづくウィレム・クレースベルヘンのチェンバロ(1982年)で、録音は2016年です。

CD : BIS-2281(BIS Records)

BIS-2281

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先週後半から番号順にきいている、鈴木雅明によるイギリス組曲集(2016年録音)。今週前半はのこる3曲を、同じく番号順に楽しむことにします。ということで、これからきくのはイギリス組曲第4番(BWV809)。使用楽器は、ウィレム・クレースベルヘンの1982年製(ルッカースにもとづく)のチェンバロです。

CD : BIS-2281(BIS Records)

BIS-2281

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復活節後第3日曜日にきくのは、ジェフリー・トーマスとアメリカン・バロック・ソロイスツによる「泣き、嘆き、憂い、怯え」です。このBWV12は、1714年4月22日に初演された全7曲からなるカンタータ。第2曲が、ロ短調ミサ曲の「クルチフィクスス」に転用されたことでよく知られています。トーマスたちの録音は1994年。歌手はジュリアン・ベアード、ドリュー・ミンター、ベンジャミン・バターフィールド、ジェイムス・ウィーヴァーの4人で、独唱(ベアードは出番なし)だけでなく合唱も歌います。つまり、「OVPPによる演奏」ということです。

CD : 3-7332-2H1(KOCH)

3-7332-2H1

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一昨日からききはじめた、鈴木雅明のイギリス組曲集。2016年に録音されたアルバムには、同組曲が番号順に収録されており、ここでもその順番どおりにききすすめています。今日きくのは第3番(BWV808)。ルッカースにもとづく、ウィレム・クレースベルヘン製(1982年)のチェンバロを駆っての演奏です。

CD : BIS-2281(BIS Records)

BIS-2281

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これからきくのは、鈴木雅明のチェンバロでイギリス組曲の第2番(BWV807)。鈴木は1996年から2005年にかけて主要なクラヴィーア作品を録音しており、その間に7枚のアルバムをリリースしています。この録音は2016年ですから、この録音は11年ぶりということになります。ひさしぶりの録音は、エレガントな印象をうける演奏で、第2番以降も楽しめそうです。なお使用楽器は、ルッカースによるウィレム・クレースベルヘン製(1982年)のチェンバロです。

CD : BIS-2281(BIS Records)

BIS-2281

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今週後半から来週前半にかけてきくのは、鈴木雅明によるイギリス組曲です。鈴木はバッハのオルガン作品、クラヴィーア作品をすでに多数録音しており、イギリス組曲は2016年の録音。収録は番号順で、今日の第1番(BWV806)から順番どおりに楽しみことにします。使用楽器は、ルッカースによるウィレム・クレースベルヘン製(1982年)です。

CD : BIS-2281(BIS Records)

BIS-2281

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先週後半からきいている、エクストラヴァンティア・ドゥオによるトリオ・ソナタ集(DYNAMIC CDS7839)。このCDは2018年に録音されたアルバムで、オルガン用のソナタを原曲とする編曲ソナタが収録されており、その収録順で楽しんできました。エクストラヴァンティア・ドゥオは、フランチェスコ・モルメンテルイージ・アッカルドによるアンサンブル。使用楽器は、モルメンテのギターがゲルノート・ヴァークナーの2001年製で、アッカルドのチェンバロがフェデリコ・マシェローニの2015年製(1769年のパスカル・タスカン製にもとづく)です、どちらも弦を弾く楽器で親和性が高いと想像していましたが、モダンとピリオドという組みあわせということもあって、やや異質な感じもします。

CDS7839

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連休明けの朝にきくのは、エクストラヴァンティア・ドゥオによるトリオ・ソナタ第1番です。このソナタは2018年に録音されたアルバム(DYNAMIC CDS7839)に収録されたもので、原曲はオルガン用。エクストラヴァンティア・ドゥオは、それをギター(フランチェスコ・モルメンテ)とチェンバロ(ルイージ・アッカルド)用に編曲し、演奏しています。使用楽器は、ギターがゲルノート・ヴァークナーの2001年製、チェンバロがフェデリコ・マシェローニの2015年製(1769年のパスカル・タスカン製にもとづく)です。

CDS7839

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先週後半からきいている、エクストラヴァンティア・ドゥオによるトリオ・ソナタ集(DYNAMIC CDS7839)。アルバム(2018年録音)には、オルガン用トリオ・ソナタをギターとチェンバロ用に編曲したソナタが、第5番、第4番、第6番、第2番、第1番、第3番という順で収録。これからきくのはハ短調の第2番で、ギターのフランチェスコ・モルメンテとチェンバロのルイージ・アッカルドの二人による演奏を楽しみます。

CDS7839

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復活節後第2日曜日にきくのは、フリッツ・ヴェルナーたちによるカンタータ「イスラエルの牧者よ、耳を傾けたまえ」(ERATO 2564 61401-2)です。このカンタータは、1724年4月23日に初演。合唱曲、レチタティーヴォ、アリア、レチタティーヴォ、アリア、コラールという構成で、弦楽、オーボエ属と通奏低音という編成です。先週の日曜日にきいた「この同じ安息日の夕べ」ほどではないですが、やはりこぢんまりとしたカンタータです。ヴェルナーの録音は1966年で、録音からすでに半世紀以上が経過していることになります。

2564 61401-2

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エクストラヴァンティア・ドゥオが2018年に録音したトリオ・ソナタ集(DYNAMIC CDS7839)。一昨日から収録順に楽しんでおり、今日これからきくのはト長調の第6番です。第1楽章と第3楽章は、この時期らしいすがすがしい天気のもとできくのにぴったりな明朗快活な音楽。第2楽章は翳りを帯びた美しい音楽で、チェンバロもリュート・ストップをもちいており、華やかさは抑制されています。

CDS7839

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昨日から収録順にききはじめた、エクストラヴァンティア・ドゥオによるトリオ・ソナタ集(DYNAMIC CDS7839)。今日これからきくのはホ短調の第4番で、録音は2018年です。エクストラヴァンティア・ドゥオは、フランチェスコ・モルメンテ(ギター)と、ルイージ・アッカルド(チェンバロ)によるアンサンブル。使用楽器は、モルメンテがゲルノート・ヴァークナーの2001年製のギター、アッカルドがフェデリコ・マシェローニの2015年製のチェンバロ(1769年のパスカル・タスカン製にもとづく)です。

CDS7839

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今週後半から来週前半にかけて楽しむのは、エクストラヴァガンティア・ドゥオによる6曲のトリオ・ソナタ集(DYNAMIC CDS7839)です。エクストラヴァンティア・ドゥオは、ギターのフランチェスコ・モルメンテと、チェンバロのルイージ・アッカルドによる、めずらしい組みあわせのドゥオで、二人ともにイタリアの奏者です。アルバムにはオルガン用トリオ・ソナタを原曲とするギターとチェンバロ用の編曲が6曲収録されており、今日から収録順にきいていくこととし、まず楽しむのはハ長調の第5番。発音は、弦を指で弾くか、プレクトラムで弾くかのちがいですから、ギターとチェンバロは相性がよさそうです。

CDS7839

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