毎日バッハをきいていこう!

一日一バッハ




いまレギュラーできいている、マティアス・ハヴィンガの「J.S. Bach: Italian Concertos」。今日これからきくのはニ短調のフーガ(BWV539)です。原曲は無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第1番のフーガ。編曲にあたっては原曲を2小節拡張し、ト短調をニ短調に移調しています。編曲者については不明(バッハではなさそう)です。このフーガにプレリュードをつけたかたちで演奏されることがありますが、ハヴィンガはフーガのみをアルバムに収録。使用楽器は、マルティ・ポルタンが1998年に建造した、コトカ(フィンランド)のルーテル教会のオルガンで、録音は2010年です。

CD : 94203(Brilliant Classics)

94203

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先週から楽しんでいる、マティアス・ハヴィンガの「J.S. Bach: Italian Concertos」(2010年録音)。このアルバムから収録順にきいており、これからきくのはト長調のオルガン協奏曲(BWV592)です。原曲はザクセン・ヴァイマール公子ヨーハン・エルンストのヴァイオリン協奏曲です。ハヴィンガが弾くのは、フィンランドはコトカのルーテル教会のオルガン(マルティ・ポルタンが1998年に建造)です。

CD : 94203(Brilliant Classics)

94203

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今夜きくのは、ヴォルフガング・シュトックマイアーの「Johann Gottfried Walther: Organ Works」(CPO 999 131-2)から何曲か。アルバムは表題どおり、ヨーハン・ゴットフリート・ヴァルター(バッハの親戚)のオルガン作品集で、ドイツのオルガン奏者であるシュトックマイアーが、聖マルティン教会(ツェーテル)のオルガンを弾いて1990年に録音。オルガンはアルフレート・フューラーが1970年に改修建造したもので、録音後の2004年にはマルティン・ヴルムが修理をおこなっています。収録されたオルガン曲は、レギュラーできいているマティアス・ハヴィンガの「J.S. Bach: Italian Concertos」と同じ趣旨のものが多数。つまりアルビノーニやテレマンといった他者の協奏曲を編曲したオルガン曲で、これからその中から何曲か気のむくままに楽しみます。

CPO 999 131-2

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これから楽しむのは、マティアス・ハヴィンガのオルガンで、ニ短調の協奏曲(BWV974)です。同曲はこれまでと同じ「J.S. Bach: Italian Concertos」に収録されており、マルティ・ポルタンが1998年に建造した、ルーテル教会(フィンランドのコトカ)のオルガンを弾いていの録音(2010年録音)です。BWV974の原曲は、アレッサンドロ・マルチェッロのオーボエ協奏曲。BWV番号からわかるように、クラヴィーア作品に分類されますが、しばしばオルガンでも演奏されます。

CD : 94203(Brilliant Classics)

94203

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先週から週をまたいできいている、マティアス・ハヴィンガの「J.S. Bach: Italian Concertos」(2010年録音)。このアルバムにに収録された、オルガンのための6曲の協奏曲と1曲のフーガを順に楽しんでいおり、これからきくのはハ長調の協奏曲(BWV595)です。このオルガン協奏曲の原曲は、ヴァイマールのヨーハン・エルンスト公子のヴァイオリン協奏曲第1楽章。3週ほどまえにきいた、アイヴァー・ボルトンの「Bach / 8 Concerto Transcriptions」収録のハ長調の協奏曲(BWV984)も同じヴァイオリン協奏曲からの編曲。なお、ハヴィンガの使用楽器は、マルティ・ポルタンが1998年に建造したオルガン(フィンランドのコトカのルーテル教会)です。

CD : 94203(Brilliant Classics)

94203

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三位一体節後第23日曜日にきくのは、ヘルムート・ミュラー・ブリュールたちによる「偽りの世よ、われは汝に頼まじ」です。このカンタータは1726年11月24日の初演。シンフォニア(ブランデンブルク協奏曲第1番の旧稿第1楽章の転用)、2組のレチタティーヴォとアリア、そしてコラールという全6曲構成で、レチタティーヴォとアリアはソプラノによって歌われます。ミュラー・ブリュールの録音(2007年)でのソプラノはシーリ・カロリーン・ソーンヒル。コラールはソーンヒルをふくめ4名の歌手によるケルン・バッハ・ヴォーカル・アンサンブルが歌います。ミュラー・ブリュールの指揮のもと、共演するのはケルン室内管弦楽団です。

8.570453

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昨日からききはじめた、マティアス・ハヴィンガの「J.S. Bach: Italian Concertos」。アルバムにはオルガンのための6曲の協奏曲と1曲のフーガを収録されており、そのすべてが編曲作品です。これから楽しむのはニ短調の協奏曲(BWV596)。ヴィヴァルディの「調和の霊感」作品3第11番をバッハが編曲したオルガン曲となります。ハヴィンガの使用楽器は、コトカ(フィンランド)のルーテル教会の、マルティ・ポルタンが1998年に建造したオルガン。録音は2010年です。

CD : 94203(Brilliant Classics)

94203

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今日から週をまたいできいていくのは、マティアス・ハヴィンガの「J.S. Bach: Italian Concertos」です。2010年録音のアルバムには7曲のオルガン協奏曲を収録。収録曲はバッハやアントニオ・ヴィヴァルディらの作品を、バッハ(一部は他者の可能性)がオルガン用に編曲したものです。これからきくのは収録順どおり、イ短調の協奏曲(BWV593)で、この協奏曲の原曲はヴィヴァルディの「調和の霊感」作品3第8番です。奏者のハヴィンガは、1983年、オランダ生まれ。録音で弾くのは、フィンランドはコトカのルーテル教会のオルガン(マルティ・ポルタンが1998年に建造)です。

CD : 94203(Brilliant Classics)

94203

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今週ここまできいてきたのは、スティーヴン・ディヴァインオーケストラ・オブ・ジ・エイジ・オブ・エンライトゥンメント(OAE)の「J..S.Bach: Harpsichord Concertos」。2022年に録音されあたアルバムには4曲の協奏曲が収録されており、順に楽しんできました。これからきくのは第1楽章の冒頭9小節のみ伝承されている協奏曲(BWV1059)。断片のみ伝承とはいえ、協奏曲はカンタータ楽章から復元が可能で、録音にあたってはディヴァインが再構成したものをもちいられています(再構成にあたってのノートが解説書にあります)。

録音にはディヴァインのほか、マーガレット・フォートレス(ヴァイオリン)、カティ・デブレツェニ(ヴァイオリン)、マックス・マンデル(ヴィオラ)、アンドルー・スキドモア(チェロ)、クリスティーネ・スティヒャー(コントラバス)、そしてカタリーナ・スプレッケルセン(オーボエ)の6名が参加。ディヴァインの使用楽器は、ヨーハン・クリストフ・フライシャーの1710年製1段チェンバロにもとづく、コリン・ブースの2000年製2段鍵盤チェンバロです。

CD : RES10318(Resonus)

RES10318

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スティーヴン・ディヴァインオーケストラ・オブ・ジ・エイジ・オブ・エンライトゥンメント(OAE)の演奏で楽しんでいるチェンバロ協奏曲。アルバム収録順どおり、第1番、第4番ときいてきて、これから楽しむのはチェンバロ協奏曲第3番(BWV1054)です。ディヴァインたちの録音は2022年。OAEからはマーガレット・フォートレス、カティ・デブレツェニ、マックス・マンデル、アンドルー・スキドモア、クリスティーネ・スティヒャーの5人が参加。ディヴァインの使用楽器は、コリン・ブースの2000年製2段鍵盤チェンバロ(ヨーハン・クリストフ・フライシャーの1710年製1段チェンバロにもとづく)です。なお、この協奏曲の原曲はヴァイオリン協奏曲第2番です。

CD : RES10318(Resonus)

RES10318

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今夜きくのは、マクシム・エメリャニチェフ指揮、イル・ポ-モ・ドーロによる「Mozart - The Symphonies」(Aparté AP328)。これはイル・ポ-モ・ドーロによモーツァルトのシンフォニー集の第2集にあたるアルバムで、2023年の録音です。収録曲は、シンフォニー第29番(K201)、オーボエ協奏曲(K314)、シンフォニー第40番(K550)。ここでは収録曲中、シンフォニー第40番のみを楽しみます。イル・ポ-モ・ドーロの録音での編成は30名ほど。第1楽章あたりは速めのテンポでの演奏ですが、荒々しさも粗さもほとんどありません。第1集(シンフォニー第41番などを収録)でもそうでしたが、意外というか、さらにいえば期待はずれというか、とても洗練された演奏です。ちなみに、イル・ポ-モ・ドーロと共演のあるリッカルド・ミナージは、モーツァルトのシンフォニーの録音を、アンサンブル・レゾナンツとおこなっており、こちらは期待どおりのものでした(モーツァルトがこうした演奏を理想としたかは疑問ですが)。

AP328

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昨日からききはじめた、スティーヴン・ディヴァインオーケストラ・オブ・ジ・エイジ・オブ・エンライトゥンメント(OAE)の「J..S.Bach: Harpsichord Concertos」。これから楽しむのは、アルバム収録順どおり、チェンバロ協奏曲第4番(BWV1055)です。アルバムの録音は2022年。ディヴァインが弾くのは、ヨーハン・クリストフ・フライシャーの1710年製1段鍵盤チェンバロにもとづく、コリン・ブースの2000年製2段鍵盤チェンバロです。なお、複数台をふくめ、チェンバロ協奏曲のほとんどは旋律楽器の協奏曲からの編曲で、第4番の原曲はオーボエ・ダモレーレ協奏曲とみられています。

CD : RES10318(Resonus)

RES10318

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今週きいていくのは、スティーヴン・ディヴァインオーケストラ・オブ・ジ・エイジ・オブ・エンライトゥンメント(OAE)の「J..S.Bach: Harpsichord Concertos」です。2022年に録音されたアルバムには、チェンバロ協奏曲の第1番、第4番、第3番、断片のみ伝承のニ短調の4曲が収録。ここでは、チェンバロ協奏曲第1番(BWV1052)から収録順どおりに楽しむことにします。ディヴァインと共演するOAEはマーガレット・フォートレスら5人のメンバーが参加。使用楽器は、コリン・ブースの2000年製2段鍵盤チェンバロ(ヨーハン・クリストフ・フライシャーの1710年製1段チェンバロにもとづく)です。

CD : RES10318(Resonus)

RES10318

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三位一体節後第22日曜日にきくのは、クリストフ・コワン指揮、ライプツィヒ・コンチェルト・ヴォカーレ、アンサンブル・バロック・ド・リモージュによる「備えて怠るな、わが霊よ」(BWV115)です。このカンタータの初演は1724年11月5日。全6曲中、第1曲と第6曲は、ヨーハン・ブルカルト・フライシュタインの全10節からなる同名コラールの第1節と第10節を歌詞としており、いわゆるコラール・カンタータということになります。コワンたちの録音は1993年。独唱者はバルバラ・シュリック、アンドレアス・ショルクリストフ・プレガルディエン、ゴットホルト・シュヴァルツ(前任のトマス・カントール)と名歌手が参加しており、シュヴァルツはライプツィヒ・コンチェルト・ヴォカーレの合唱指揮もおこなっています。

CD : E 8530(Astrée)

E 8530

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先週からきいてきた、マハン・エスファハニの「Bach: Italian Concerto & French Overture」。のこるは1曲となり、これからきくのはホ長調のカプリッチョ(BWV993)です。このカプリッチョはヨーハン・ペーター・ケルナー(1705年に生まれ1772年死去。バッハとの師弟関係は不明)の筆写譜で伝承されており、その筆者譜には「ヨーハン・クリストフ・バッハを讃えて」と副題が付されています。エスファハニの録音は2021年。すばらしい響きをきかせるチェンバロは、ミヒャエル・ミートケの理論および楽器を参照した、ユッカ・オリッカ製作(2018年)のチェンバロです。

CD : CDA68336(hyperion)

CDA68336

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