今日から週をまたいできいていくのは、マティアス・ハヴィンガの「J.S. Bach: Italian Concertos」です。2010年録音のアルバムには7曲のオルガン協奏曲を収録。収録曲はバッハやアントニオ・ヴィヴァルディらの作品を、バッハ(一部は他者の可能性)がオルガン用に編曲したものです。これからきくのは収録順どおり、イ短調の協奏曲(BWV593)で、この協奏曲の原曲はヴィヴァルディの「調和の霊感」作品3第8番です。奏者のハヴィンガは、1983年、オランダ生まれ。録音で弾くのは、フィンランドはコトカのルーテル教会のオルガン(マルティ・ポルタンが1998年に建造)です。
CD : 94203(Brilliant Classics)