奄美 海風blog

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ガガの木でつくる竹馬

2005年02月20日 | 歴史 民俗
050220-gagaこの木で「竹馬」をつくりました。この木を「ガガ」と言っていました。
「竹馬の友」の竹馬とは、中国では笹竹を馬にみたてて、またいで遊ぶことを言うらしい。
日本には、室町時代、「木製の2本足の竹馬」が描かれた絵巻があったらしい。「教えて!goo」竹馬の由来
子供たちが竹馬ごっこをしなくなったのはいつ頃からだろうか。
奄美の名瀬市付近では竹馬のことは「アソサ」または「アショシャ」(南島雑話~確認中)、「アシュシャ」と言った。
この木は、しなやかで丈夫、加工も容易。皮を削ると、白地に黄色い、まだら模様が出来、手にしっくりなじむ。本土の?竹の竹馬と比べると、三輪車とホンダの250cc くらいの違いがあったような気がする(いいすぎか)。大きな子供は、ノミを使って自分の背丈ほどの高さのところに足をのせる板を取り付け、人をまたいで歩いて得意になったりしたものでした。
ケンケンをしながら「曲芸」もしたものですが、現在、子供たちにアソサの作り方を教えている大人たちも、高齢になったら「曲芸」をしてみせることができるのか気になった。
ガガは、名瀬市近郊の林道脇からも簡単にさがすことが出来たのですが、意外に直射日光の当たらないところにあるのと、カメラと天気がわるいので、写真がよく撮れませんでした。