奄美 海風blog

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アカショウビン 鳴く うりじむ

2008年05月04日 | 日記・エッセイ・コラム

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本茶峠のヒカンザクラ

冬に咲いた花が葉桜になって、

その葉も色が濃くなって、

実が熟れて、黒ずんでいる。

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今日は快晴 名瀬の気温は28.6度まであがった。

今日は旧暦でいうと3月29日。あすから四月。立夏

沖縄の「うりづん」は奄美では「うりじむ」「うるい」「くぅむつぶあむぃ 米粒雨」

旧暦の3から4月ごろ、いろいろな植物が熟れ出す。

本土でいう「木の芽流し」のことだろうという。

↑おとおい、本茶峠の写真を撮ったときは、霧の中米粒雨が降っていた。

島歌に歌われる「うりじむ」は植物が熟れ出す時期のことだそうだ。

山は、亜熱帯の奄美でも、四季それぞれの装いをこらし、より細かく、その表情をかえつづけている。

トラガリに見えた山の新緑も、濃くなってまわりになじみ、そろそろ梅雨の季節を迎える。

きのうから山で「アカショウビン」の声を今期初めて聞いた。明瞭に聴いたが録音失敗。

今朝は、山でなく声が長浜町の街中までも、さかんに聴こえていた。