本茶峠のヒカンザクラ
冬に咲いた花が葉桜になって、
その葉も色が濃くなって、
実が熟れて、黒ずんでいる。
今日は快晴 名瀬の気温は28.6度まであがった。
今日は旧暦でいうと3月29日。あすから四月。立夏
沖縄の「うりづん」は奄美では「うりじむ」「うるい」「くぅむつぶあむぃ 米粒雨」
旧暦の3から4月ごろ、いろいろな植物が熟れ出す。
本土でいう「木の芽流し」のことだろうという。
↑おとおい、本茶峠の写真を撮ったときは、霧の中米粒雨が降っていた。
島歌に歌われる「うりじむ」は植物が熟れ出す時期のことだそうだ。
山は、亜熱帯の奄美でも、四季それぞれの装いをこらし、より細かく、その表情をかえつづけている。
トラガリに見えた山の新緑も、濃くなってまわりになじみ、そろそろ梅雨の季節を迎える。
きのうから山で「アカショウビン」の声を今期初めて聞いた。明瞭に聴いたが録音失敗。
今朝は、山でなく声が長浜町の街中までも、さかんに聴こえていた。