↑ 奄美巡業2日目 土俵入りする朝青龍 (奄美体験交流館)
東十4 豊桜5勝4敗 ○ 寄り切り● 旭南海2勝7敗 西十2
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朝青龍、好調の裏に奄美の鍼灸師。
↑これは、朝青龍が今場所3連勝スタートとなった翼日、水曜日の
奄美の日刊紙南海日々新聞のスポーツ面の見出し。
昨年12月10日、11日の奄美巡業で、名瀬の鍼灸師から針治療をうけた朝青龍
その後の沖縄巡業で、
ひじの状態がよくなったことを実感。
そのことが縁で初場所直前に、この鍼灸師にラブコール。
、
鍼灸師は、奄美から急遽上京して、場所前の8日、9日の
2日間にわたって横綱に計3回のはり治療をし、
横綱側から歓待を受けた、という。
↑ 朝青龍 VS 白鵬 in 奄美大島(左ひじの回復ぶりを確かめる朝青龍)
場所前
三場所連続休場中の朝青龍に対し、
出場を危ぶむ声が集中した。
左ひじの故障の回復具合はどうなのか。
注目を集めた。
出場は無謀とさえ見る専門家もいるなかでただ一人
「本人が決心したのだから大丈夫」との見解をしめしたのは
輪島さんただ一人だった、とおもう。
進退が懸(か)かる土俵に
奄美の鍼灸師の治療を受け
綱の威信と誇りを
賭(か)けて出場した朝青龍は、
きのう無傷で勝ち越しを決め、
きょうも白星を重ね9連勝とした。
高砂部屋の朝青龍は、徳之島出身の第46代横綱朝潮太郎の孫弟子にあたる縁。2006年の徳之島巡業では徳之島にある朝潮太郎の銅像の前で奉納土俵入りを行っている
海のないモンゴル出身の朝青龍は船が苦手。
それでも鹿児島から11時間の船旅で、やってきた巡業地奄美大島の鍼灸師との出会いは、またひとつ朝青龍と奄美の縁を深めたことになる。
↑ 大相撲奄美巡業 里山 VS 琴春日 そのほかダイジェスト