赤い蘇鉄の実(ナリ)とサクラ
撮影地:鹿児島県奄美市名瀬長浜町 Japan
撮影日:2011(平成23年)2月10日
レンズ 絞り値等:不明
以下同じ
このカメラ壊れているんですけど、まだ写るんです。
↑ ソテツの雌株 幹頂に、たくさんの赤い実(ピンポン玉を押しつぶした位の大きさ)がつきます。ベージュ色の大胞子葉が人の頭ほどの大きさのドーム状に実を包んでいます。種子錐とも呼ばれますが、それがいわゆるソテツの花です。さらにそのまわりに緑色の葉が輪生状につき全体に杯状の集団を形成しますが、今年はその葉が刈られています。幹表面を覆う黒褐色の鱗片は、葉の基部(付け根)の残った痕です。
そてつは雌雄異株なので雄花は、小胞子葉とよばれる無数の鱗片が円錐状に集まった形をしています。(雄蕊)あとは雌株と見た目の違いはありません。ほぼ梅雨の時期に見られますが今は枯れていて、ここでは見ることは出来ませんでした。
ソテツは奄美の代表的な植物のひとつで、日本画家の田中一村も好んで描いたり写真にもおさめています。
クロトンとサクラの花
クロトンとサクラ
↑ サネン(月桃 ゲットウ)葉とサクラ