赤に輪をかけたような白い線 (以下画像は全て拡大します)
天才的な筆使いは、細密でありながら素朴、どこか遊びごころも感じさせる。
赤の隙間の黒い背景部分に、流れるように入り込んだ白い帯。そのわずかなズレが画面に動きをもたらし、ヘゴの葉がそれに呼応する。メジロが飛び去ったあとの森の空気の一瞬の揺らぎをとらえた。
一切の線を用いず、画面の白だけを際立たせるように残していく画法は、まさに神がかり的だ。
森の空気はふたたび停止した。
車を止め写真を撮る人の姿を毎年見かける、人気のスポット。
↑ すっぽりと落ちてしまった一本
↑ 落ちてもメジロの蜜を与えている。
↑ こちらは上二枚の写真のとなり。
↑ 麓の大勝(おおがち)郵便局前からの眺め。
写真を撮る人を見かけた。