日琉交易の黎明―ヤマトからの衝撃 (叢書・文化学の越境) [単行本]
谷川 健一 (編集)
商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
日琉交易を日宋貿易の分流としてとらえ琉球を東アジア史の大きな流れの中に位置づける。喜界島城久遺跡をはじめカムィヤキ・ヤコウガイ・石鍋・中国製陶磁など今まさに「発見の時代」を迎えている琉球弧の考古学の現場からの報告。登録情報
単行本: 384ページ
出版社: 森話社 (2008/10)発売日: 2008/10
商品の寸法: 19.2 x 13 x 3.6 cm
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こんな専門的な本を最後まで読み通すことができたのは、以前にも似たような本を読んだことがあるからだろう。
喜界島城久遺跡が発掘される以前から東シナ海文化圏について書かれた奄美の歴史の本を読んだ記憶があるのだが。
目次
序 日宋貿易と日琉交易 谷川健一 ………………7
1 日宋交易の道 小値賀・博多・宗像 東靖晋…27
2 琉球列島出土の滑打製石鍋とその意議 新里売人 53
3 万之瀬川流域の遺跡 遺物からみる交易の可能性 中村和美 73
4 南島交易とヤブサ 不知火海沿岸を中心に 江口司…91
5 城久遺跡群とキカイガシマ 琉球弧と喜界島勢力圈 高梨修…121
6 海の古奄美 東アジア海域の十五世紀を読む 高橋一郎 151
7 境界域の奄美 赤木名城と倉木崎海底遺跡 中山清美 183
8 ヤコウガイ交易 琉球弧と古代国家 高梨修…209
9 徳之島カムィヤキ陶器窯跡 窒跡発見とその後の調査成果 四本延宏……237
10 グスク時代の幕開け 文物と農耕をめぐって 盛本勲…263
11 沖縄の玉とその交易 谷川章雄………………285
12 南島歌謡にみる交易 宮古島と八重山を中心に 島村幸一305
13 陶磁交易と宮古 密牙古人と中山朝貢について 下地和宏 327
14 八重山諸島の交易 グスク文化期を中心に 大濱永亘…347
あとがき 384
日琉交易の黎明―ヤマトからの衝撃 (叢書・文化学の越境) 価格:¥ 3,570(税込) 発売日:2008-10 |